大日本住友“営業利益ゼロ”への危機感 早期退職者募集と役員報酬カット(日刊薬業)




当ブログで味見に使用している医薬品はメーカーからの製剤見本や自身に処方された又は購入した医薬品を使用しています。

また、医薬品を適正に使用するために医師・薬剤師の指示は必ず守ってください

以上の注意を守らずに使用して、健康に被害が発生した場合は、当ブログは一切責任を負えません。その際、治療が必要となった場合でも使用者の責任となりますので、使用方法には十分にご注意ください。

 

日刊薬業による情報です。

早期退職者募集および役員報酬減額に関するお知らせも公式のHPに載っていますね。

早期退職者募集の内容
(1)対象者:2016年11月30日時点で45歳以上かつ勤続5年以上の社員
(一部の社員を除く)

(2)募集人員:特に定めない

(3)募集期間:2016年9月26日から10月14日まで

(4)退職日:2016年11月30日(5)優遇措置:通常の退職金に特別退職金を加算して支給する。さらに、希望者に対しては再就職支援を行う。

 

45歳以上の社員って年収高そうですよね・・・大手のMRさんだと、病院担当とかなら年収1000万ぐらいですかね?

中年のMRさんはどうしても動きが鈍いというか、良くも悪くも、さぼり方を知っているので

頑張らないようです。

早期退職を募集すると、やはり優秀な人が応募して、外資とか他の製薬メーカーに転職し、そうでない人は会社にしがみついて定年まで残ろうとするんですかね?

メーカーに行ったことがないので分からないですが、他の業種だとよく言われますよね。

 

これだけ国がジェネリック、ジェネリックと言っているので国内での後発品の使用による、長期収載品の落ち込みはある程度織り込み済みだとは思います。

何より、戦略品を売り込めていないのが一番の問題かと思います。

結局は一人ひとりのMRが病院やクリニックを訪問して、医師に新しいトピックや薬剤の有効性をしっかりとプレゼンして

処方量を増やす以外に売り上げを伸ばす方法はないと思います(それが大変なんですが・・・)

実際に使っている先生にもできる限り話を聞いて、有効だった症例を聞かせてもらって、それを本社で収集して、そのデータをまた現場へ還元する。

 

卸さんに圧力かけて、月末だけ数字を稼いで翌月に返品という方式では数字は短期的には作れても、長期的には伸びません。

面白かったらシェアしてね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

ABOUTこの記事をかいた人

薬局に勤める平凡な薬剤師です。 大学を卒業してから14年間、町の調剤薬局で日々患者さんと触れ合ってきました。 コミュニケーションがうまく取れず怒られることも多かったですが、 最近では「感じがいいからこっちに来た」という有り難いお言葉を頂くまでに成長。 日々、地域の方の健康のお助けをしています。 そして4歳と2歳の父でもあります。