武田テバ薬品のMRさんが来た!!!




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待ち望んでいた武田テバ薬品のMRさんがついに登場

「武田テバ薬品のブドウ糖について日本一書いているブログの薬剤師ときどき父です。
いらっしゃいませ!待っていました!」と言いたくなりました。

武田のブドウ糖の注文の仕方はこちら!・関連記事などご覧ください。

MRさんによると、ちょっと同情してしまう情報なのですが
ベイスンの売り上げは最盛期に比べて8割減
武田のブドウ糖の注文は2割減のみ
MRさんはわずか50人(全国で???)
他の薬剤が発売になってベイスン自体の売り上げが減っているという面もありますが
明らかに、ベイスンをジェネリックに変更したんだけど、ブドウ糖は武田のもらって渡しているって推定されます。

うちの薬局はベイスンの納入実績があるので、ブドウ糖の粉2箱と錠剤2箱いただきました。

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パッケージもちゃんと 提供 武田テバ薬品株式会社になっていますね。

 

ついでに資料を2点もらいました。
資料1

武田のブドウ糖をどの患者さんにでも渡しちゃいけません!って話です。

■ベイスン(先発品)を処方の患者さん
→武田テバ製薬からブドウ糖を提供可能

■ベイスン(後発品)を処方の患者さん
→後発品メーカーからのブドウ糖を提供可能(他社のブドウ糖は提供不可能)
後発メーカーMRに連絡して取り寄せてください

■セイブル・グルコバイ等その他のαGIを処方の患者さん
 →αGIを製造しているメーカーからブドウ糖をもらってそれを渡してください

■糖尿病治療中の患者さん(αGIを服用してない人)
→砂糖や清涼飲料水で対応
→ブドウ糖が欲しい患者さんにおいては製薬メーカーのブドウ糖の無償提供は不可能
→ブドウ糖を自費で購入していただく必要があります。
ドラッグストアでもAmazonでもいいので自費で買ってねということのようです。

基本的にこの流れに沿って対応してほしいそうです。
メーカーはブドウ糖の使用量で低血糖の発生頻度を把握しているようで
αGIが月に1度しか発注ないのに、月に何箱もブドウ糖が発注されていれば
頻繁に低血糖が発生しており、お薬が適正使用されていないと判断し
場合によっては処方元を訪問する必要があるそうです。
だからこそ、αGIの処方量に見合った量のブドウ糖の注文しかできないのです。

資料2
ブドウ糖を製造しているメーカー情報をもらいました(平成25年12月27日現在)
ネットでも出ている表ですが・・・

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(一番下は武田薬品工業→武田テバ製薬)
基本的には変わってないようです。というか、αGIを製造しているメーカーには厚生労働省からブドウ糖の提供の指示がでているようで、基本的には連絡すればブドウ糖がもらえるはずです。
現状、武田テバ薬品にブドウ糖の注文が殺到してしまっているようで、今回のオンラインでの注文という方式になったようです。

武田テバ薬品を少し助けてあげませんか?

ただ、MRさんの数が少ないなど武田さんほど迅速に動いてくれないかもしれません。
ですが、基本的には服用中の薬のメーカーが提供したブドウ糖を使うのが原則です。
それを忘れないようにしましょう。

メールから3日経過した16日にIDとパスワードがメールで送られてきました。
こんな感じです。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

薬局に勤める平凡な薬剤師です。 大学を卒業してから14年間、町の調剤薬局で日々患者さんと触れ合ってきました。 コミュニケーションがうまく取れず怒られることも多かったですが、 最近では「感じがいいからこっちに来た」という有り難いお言葉を頂くまでに成長。 日々、地域の方の健康のお助けをしています。 そして4歳と2歳の父でもあります。