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【薬剤師が味見してみた】アルロイドGもなかなかの強敵!
今日の味見はカイゲンファーマのアルロイドG内用液5%です。
『緑のドロっとしたやつ』ということで、実際に味見をしたことがある
薬剤師さんも多いのではないでしょうか?
以前に、Twitterで呟いた時にも多くの人から『味見したことがある〜』等と反応があったお薬です。
(製剤写真はpdfではなく、jpgかpng形式で公開してほしいです)
見た目は強烈なインパクト
アルロイドG内用液といえば緑のどろっとした液体ですよね〜?
新規で処方された患者さんには、「これ飲むんですか?」って聞かれることもあります。
包装は200mLと600mLの2つのボトルで販売されています。
200mLボトル
200mL×10本で販売しています。
600mLボトル
600mL×5本で販売しています。
顆粒もある
アルロイドには内用液だけでなく『アルロイドG顆粒溶解用67%』という顆粒も販売されています。
水に溶解すると『粘稠な液』となるそうです。
顆粒は3gの分包品のみの販売で、1包にアルギン酸ナトリウムを2g含みます(内用液だと40mLに相当します)
分包品のみだと用量の調整ができないですがどうなんだろう???
実際に味見してみた
匂いを嗅いでみると、他の方も言っているように『メロンのような甘い香り』
ただ、計量カップに移す時のどろ〜〜〜っとした感じが何とも不気味です。
実際に味見をしてみると、『甘みのある、薄〜〜いメロン風味』
で・す・が!!!
何とも、飲み心地が最悪ですね。
一言で言うと
液体のり
結構な量をのむのできつい
添付文書の用法・用量は以下のとおりです。
胃・十二指腸潰瘍及びびらん性胃炎における止血及び自覚症状の改善並びに逆流性食道炎における自覚症状の改善には、アルギン酸ナトリウムとして、通常1回1〜3g(本剤20〜60mL)を1日3〜4回、空腹時に経口投与する。
経口投与が不可能な場合には、ゾンデで経鼻的に投与する。胃生検の出血時の止血には、アルギン酸ナトリウムとして、通常1回0.5〜1.5g(本剤10〜30mL)を経内視鏡的に投与するか、1回1.5g(本剤30mL)を経口投与する。
なお、いずれの場合も、年齢、症状により適宜増減する。
味自体は苦味とかはなくて飲みやすいのですが
服用感が最悪に近いですね〜
しかも1回に20〜60mLを1日3〜4回とか結構きついと思います。
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味見ページのまとめ
味見のまとめページを作ってみたのでよかったら見てね~
間違いなく同じようなどろ〜〜っと口や喉に張り付く感じがあります。