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【2018年12月収載予定】モーラスパップXRにジェネリックが発売になるって知ってた???
タイトルを見てもう内容は分かっちゃうと思うんですが
モーラスパップXRにジェネリックが発売予定なのって知っていましたか???
久光製薬がモーラスパップXR120mgを発売したのが2015年12月です。
それからわずか3年でついにジェネリックが登場するそうです。
今回、収載予定なのは120mgの方だけで、240mgの大判は収載はされないようです。
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どこのメーカーが発売するの???
収載を予定しているのは帝國製薬株式会社の
ケトプロフェンパップXR120mg「テイコク」です。
帝國製薬と聞いてあまりピンとこない人もいるかもしれませんが
某湿布系MRさんに言わせれば「パップ屋さん」だそうです。
メーカーウェブサイトにも無冠のナンバーワンと記載されています。
帝國製薬はビジネス分野を絞ることにより、その分野における世界ナンバーワンをめざしています。
無冠のナンバーワン
帝國製薬は、パップ剤の生産量世界トップクラスの会社です
「無冠のナンバーワン」はたとえ狭い分野であってもナンバーワンをめざす帝國製薬の姿勢を表しています。
パップ剤の生産能力は、年間約18,000トン、10cm×14cmのサイズ で約12億枚、縦につなげると地球を4.2周することになります。
現場の薬剤師さんにはあまりピンとこないかもしれないですが、実はすごいメーカーなのです。
12月13日に薬価が発表になり1枚あたり16.9円となるそうです。
(モーラスパップXR120mgは37.1円なので対先発薬価45.5%となります)
実際のところどうなの???
気になるのは実際の剥がし方とか使用感ですよね〜
メーカーのウェブサイトには製品の画像は公開されていませんが
卸さんからもらった資料には写真が載っていました。
先発品のモーラスパップXR120mgは真ん中が切れて左右に剥がれるタイプですが
画像を見る限りは違う剥がし方のような気がしました。
(製剤見本は来なそう・・・)
実際にモーラスパップと一緒に貼って貼り心地とか粘着力、剥がす時の痛みなどを比較してみたいな〜〜
比較してみたいな〜〜(大切なので2度言いました)
包装は???
包装は
70枚(7枚×10)
280枚(7枚×40)
の2つになります。
1度に処方できる湿布の量が70枚までの制限されたこともあり
整形外科や病院の門前薬局以外では小包装を採用する薬局が多いかと思います。
そうすると、小包装と大包装で使用期限に差が生まれそう(小包装の期限が長くなる)なので
採用する場合には70枚入りの小包装の方がよいのではないでしょうか?
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製剤見本来ないかな〜〜