禁煙したい!
煙草を吸っている方なら、1度は煙草をやめたい・やめなくちゃって思ったことはありますよね?
- 煙草の値上げの時
- 家族から言われて
- 咳が止まらなくて内科を受診した後
- 出張や旅行で長時間飛行機などに乗る時
理由は様々ですが
禁煙をしたいということで、内科や呼吸器科を受診してお薬を出してもらう人が増えています。
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医療用のお薬は2017年現在2種類
- ニコチネルTTS(ノバルティスファーマ)
- チャンピックス錠(ファイザー)
元々は、ニコチンを皮膚から吸収するニコチネルTTSという張り薬がありましたが
非常にかぶれやすく禁煙に失敗するケースが多かったのです。
2008年に大手製薬メーカーのファイザーがチャンピックスという禁煙の飲み薬を発売してからは
チャンピックスが多く処方されています。というかニコチネルTTSの処方を数年間見てないです・・・
ニコチネルTTSとチャンピックスの違い
ニコチネルTTSは煙草の代わりにニコチンを皮膚から吸収させて
体内のニコチン量を維持しつつ減らしていくお薬でしたが
チャンピックスは脳にあるニコチン受容体という部分にニコチンの代わりに結合して、
少量のドパミンを放出させて、イライラなどのニコチン切れ症状を軽くします。
また、ニコチンが受容体に結合するのを邪魔して、
禁煙中に一服してしまったときの“おいしい”といった満足感を感じにくくすることにより、禁煙を助ける薬です。
健康保険が使えれば3割負担で1.3万円~2万円ぐらいで可能
若干条件がありますが健康保険も使えるので、8~12週間でおよそ13,000~20,000円(3割負担)で禁煙ができます。
飲み始めは吐き気の副作用が起こることがあるので、一緒に吐き気止めなどを処方することもありますが
続けていくことで症状が落ち着いていくことが多いです。
チャンピックスは飲み始めの副作用を減らすために
お薬の量を少しずつ増やしていくお薬なので最初の2週間用はスタート用パックという
飲み方がわかりやすくなっているパッケージで処方されます。
(チャンピックススタート用パック)
健康保険を使える医療機関は限られているので注意
健康保険が使える医療機関は限られているので
コチラで近所の医療機関を検索してから受診することをおすすめします。
たばこ代も塵も積もれば大きな金額になります。
心のどこかで辞めたいと思っている方、いい機会だと思って辞めてみませんか?
「辞めたい」という気持ちが大切です。
病院を受診する時間のない方
病院を受診する時間がない方には、ニコレットやニコチネル等を購入するという手もあります
成功率や費用の面からできれば病院を受診したほうが良いと思います。