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日経DIオンラインの記事に影響されて朝から工作してました。
日経DIオンラインにこんな記事がありました。
優秀賞◆ひと目で選べる軟膏ヘラ立て
いながき薬局立川店(東京都立川市) 山下 慎太郎 氏
いながき薬局立川店さんは1日に軟膏の混合処方箋が沢山くるようですが
うちの薬局は混合は月に数回~十回程度。
正直、軟膏へらって使う頻度が低いわりに長さもあるし保管に困っていたので
この記事を読んで「すぐにやってみよう!」と行動に移してみました。
うちの薬局はへらが3本だった
引き出しなどに入っている軟膏へらを並べてみると3本
軟膏の頻度が少ないので中~小サイズのへらです。
今までは電子天秤近くの引き出しに入れたりしていました。
どの仕切りが適しているのか?
記事ではロキソプロフェンNaゲル(メーカーは不明)の波型の仕切りを使っていたので
薬局にある波型の仕切りを調べてみました。
◎何となく良さそう
日経DIの記事の画像を見ても使い勝手がよさそうなのは、軟膏へらを差し込む部分が細いほうがよさそうです。
幅が太いとへらがぐらぐらと揺れてしまい収まりが悪そう。
うちの在庫で見る限り、ロキソプロフェンNaゲル「NP」、ボルタレンゲル、ゼスタッククリーム(いずれも25g10本)がこれに該当しました。
今回はロキソプロフェンNaゲル「NP」の仕切りを使って工作しました。
現在はロキソプロフェンNaゲル「NP」は包装変更されて、この形じゃなくなったんですよ~(2017年10月:追記)
○これもなかなか良さそう
個人的に良さそうだったのがアズノール軟膏(20g10本)
中~小サイズのへらなら問題なく収納できる。
太いサイズのへらだと入らない可能性があるので、ちょっと評価を下げました。
うちの薬局にはアズノールでも良かったのですが、見ての通り、在庫がまだ多く、仕切りがなくなると困るので今回は見送り。
△多分、今一つだと思われる
記事の中で、「なぜロキソニンゲル(先発)を使ってないのかな?」と思ったのですが
仕切りを見て納得です。波の部分が後発品の仕切りよりも幅広なんです。
きっといながき薬局立川店さんも色々な仕切りを調べた上でロキソプロフェンNaゲル(後発)選んだのでしょう。
うちの在庫ではロキソニンゲル、ヒルドイドクリーム、アデフロニックゲルがこの形をしています。
改めてチューブの仕切りを見てみると、各社違いますね~
実際に軟膏ヘラを入れてみると、収まりの具合が本当に違うのです。
仕切りが決まったらあとは工作スタートです
作業自体は1分ぐらいで終わっちゃったけど工作している時間が死ぬほど楽しい。
ハサミで仕切りを赤線のように切って・・・
底面と側面にセロテープを貼って壁と調剤台に固定
うん、なかなかいい感じ!
実際にへらを立てて完成です
今回は予備の分も含めて4本収納できるようにしてみました。
今回の記事の素晴らしいところ
何といっても薬局にとってメリットしかないところですね。
お金をかけずに、ゴミになるものを利用して調剤室がスッキリする。しかも簡単に!
完璧です!
実際に使ってみて、前の方が良ければ戻せば良いので本当にデメリットがない(失うのは工作時間ぐらいかな?)
良いと思ったらすぐに行動。
これって非常に大切だと思うし、これが出来る薬剤師さんはこれからの時代も生き残れると思う。
そんなことを思いつつ月曜午前の業務をこなすやくちちでした。
追記
壁にセロテープで固定していたのですが
時間の経過と共に上の部分から剥がれてきました。
なので、左右の上部2箇所に画鋲で壁に固定しました。
これで完璧!!
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