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お薬の使用期限ってどれぐらいあるか分かりますか?
薬局で勤務していると患者さんから「このお薬の賞味期限みたいなのはいつまでですか?」ってよく聞かれます。
箱が残っているので殆どはわかるのでその場で「使用期限は20○○年の●月、でも湿度や温度、光を避けて保管が必要ですが・・・」と伝えます。
お薬と一言で言っても、お薬によって使用期限に非常に差があって、使用期限の長い漢方薬などは2022年期限の商品です。
東京オリンピック後にもまだ飲めるわけです。
一方、湿布など短いものの中には2018年9月までと1年ぐらいしか期限のないお薬などもあります。
お薬の成分の安定性などが影響していると思うのですが、あまりに短い物は
貰ったほうもいい気分がしないと思うのでできるだけ長い期限になるように安定化させたり
製薬メーカーには頑張ってもらいたいものです。
最近では、シートの上の部分等にお薬の製造ロットと期限が刻印されているものがあります
錠剤のシートは上の部分
プリンペラン錠は2021年6月までのようです。
ちょっと見づらですが、カルデナリン錠は2020年1月と刻印があります
少しずつ増えてきているような気がしますが製造ロットだけでなく
期限が入っているPTPシートとなると、全体の5%ぐらいでしょうか?
期限が入っているPTPシートとなると、全体の5%ぐらいでしょうか?
ロットだけわかればメーカーに問い合わせると使用期限を教えてくれるので
もらった薬局に持参すれば調べてもらえるかも?
もらった薬局に持参すれば調べてもらえるかも?
ただし、刻印はすごく見づらいので、メーカーへの問い合わせの時間も考慮し「次回でもいいので教えてください」というスタンスだと非常に助かります。
軟膏などのチューブは一番下の部分
軟膏・クリームなどは殆どがチューブの一番下(出口から一番遠い部分)に
期限が刻まれています。
期限が刻まれています。
リンデロンVG軟膏は2020年4月です。
ちゃんと『使用期限』って書いてありますね
この使用期限は基本的に未開封の状態での使用期限ですが、わかるようになっています。
湿布などは袋のどこかに期限が書いてあるはずです。
手持ちの薬があったらぜひ見てください。
お薬の保管方法も守ろう
お薬は湿度・温度・光に弱いので、通常は風通しの良い涼しい場所に保管してあげてください。
お薬によっては冷蔵庫での保管が必須のお薬もあるので、お薬を調剤してもらった薬剤師さんに聞いてみましょう。
お薬によっては冷蔵庫での保管が必須のお薬もあるので、お薬を調剤してもらった薬剤師さんに聞いてみましょう。
保管しているお薬についても『錠剤・カプセルの場合は色が変色していないか?』『シートに穴が開いていないか?』『粉薬の場合はサラサラしているか?』など定期的に確認しましょう、
ロキソニンなんかは残っているといざって時に助かりますがね~
私は期限が切れても1年ぐらいなら気にせず飲んじゃいます。
ダメ薬剤師〜