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『治療薬マニュアル』『治療薬ハンドブック』『今日の治療薬』の2017年版もう買いましたか?
『治療薬マニュアル』『治療薬ハンドブック』『今日の治療薬』の
2017年版が1月10・11日に発売になりました。
医療機関必須の書籍です。
3種類それぞれに特徴があるので簡単にまとめてみました。
貴方はどの1冊を選びますか???
書籍名 | 価格 | 発売日 | 出版社 |
---|---|---|---|
今日の治療薬 | 4,968円 | 1月11日 | 南江堂 |
治療薬ハンドブック | 4,752円 | 1月10日 | じほう |
治療薬マニュアル | 5,400円 | 1月11日 | 医学書院 |
上記の3冊、どれを選んでも日々の業務に最低限必要な情報は載っています。
それぞれの書籍で得意としている部分があるので、そこを比較して自分に役立ちそうな1冊を選ぶと良いと思います。
『今日の治療薬2017』
発売は2017年1月11日、価格は4,968円です。今年はネイビー
薬効群ごとに解説と便覧で構成したベストセラー.
2017年版では,多剤併用で注意したい高齢者の薬物療法に注目し,解説に「高齢者への投与」を新設.
便覧は高齢者への注意喚起マーク,新規適応追加マーク,配合剤の「逆引き」表記(単剤一般名から配合剤の商品名がわかる) など,新表記でますます使いやすい.
ポータルサイトでの年3回更新情報も配信.今日の治療薬2017改訂ポイント
1.多剤併用で注意したい高齢者の薬物療法に注目し,解説に「高齢者への投与」を新設.便覧は高齢者への注意喚起マークを挿入
2.便覧は新規追加適応をマークと下線で差別化
3.配合剤の「逆引き」表記(単剤一般名から配合剤の商品名がわかる)を新設
薬剤師になった年から毎年『今日の治療薬』を買っています。2017年版も自宅用に購入。
たまたま最初に勤めた薬局が今日の治療薬を採用していたので、同じものを買ったのですが非常に満足しています。
『今日の治療薬』を採用しているクリニック、薬局が一番多いのではないでしょうか?
王道の1冊!
どの本がいいのか決められなかったらコレを選んでおけば問題は無い
多くの薬剤師を中心とする医療関係者に選ばれるだけの理由があります。
お向かいのDrも今日の治療薬を机の上に置いて診療しています。
毎年、Amazonの医療書の首位にランキングされているのをみて、やっぱりすごいな~って関心しています。
『治療薬ハンドブック2017』
今年は白地にオレンジの文字になっています。
発売は他の2冊より1日早い2017年1月10日、価格は4,752円です。
◆「妊婦・小児・腎」への投薬情報から「錠剤・カプセル剤」の粉砕可否情報まで
見やすい! 使いやすい! 薬剤リストが役立つ!◆“禁忌、副作用、適応”からも検索できる便利な特典アプリ(圏外OK)つき!
添付文書だけでは得られない、活きた情報を豊富に掲載した医薬品情報集の決定版!
妊婦、小児への投薬情報や錠剤・カプセル剤の粉砕可否情報など、
知りたい情報をすぐに探せる、臨床現場の声を反映した使いやすい1冊。【2017年版のココがポイント】
●Point 1 “同効薬比較表“を約30薬効群へ大幅UP!
●Point 2 指導に関する「服薬」「副作用」がひと目でわかる!
●Point 3 “処方Point”(医師の立場から)と“薬剤Point”(薬剤師の立場から)の両方を掲載!【本書の特徴】
■国内の事例を多数収録
・「妊娠と薬」分野で日本をリードする、虎の門病院で集積した「妊婦への投薬情報」や、
「錠剤・カプセル剤の粉砕可否情報」など、活きた情報が満載!■最新のトレンドをチェックできる総説
・「治療薬使用のポイント」「Topics」で最新の知見がすぐにわかる
・「インターネット上で閲覧できるガイドライン一覧」など
治療薬使用にあたって知っておくべき知識を習得できます!■安全・適正な薬物治療に
・配合変化、適応外使用の情報や、妊婦・小児・腎機能低下患者などハイリスク患者への対応まで、すぐに役立つ情報を凝縮
・モニタ欄がさらに充実! 副作用回避のために必要な検査にも注目
・一般名処方でも困らない充実した後発品欄
2017版ポイントの他に注目したいのは
”妊婦への投薬情報”や”錠剤・カプセル剤の粉砕可否情報” 等、実際の業務で知りたい情報に強い1冊。
それぞれ専門の書籍はあるけれど、妊婦への投与情報や粉砕の情報を直ぐに・簡単に調べたい!ってニーズにピッタリの1冊
この2つは本当に薬局で勤務していると直面することが多いですね。
本に記載されていると本当に助かります。
特典アプリがついて3冊の中では一番安い(コスパがいい)というのがウリの一つでしょうか?
治療薬ハンドブックって管理薬剤師さんが個人的に購入して薬局においてある事が多いような気がします。
使い慣れた自分の本!って感じで業務に活かしている薬剤師さんが多いのかな?
『治療薬マニュアル2017』
発売は2017年1月11日、価格は5,400円です。今年は黄緑色
ハンディサイズ本では唯一「使用上の注意」をすべて収録
•収録薬剤数は約2,300成分・18,000品目。
2016年に収載された新薬を含むほぼすべての医薬品情報を収載。
•添付文書に記載された情報を分かりやすく整理し、各領域の専門医による臨床解説を追加。
•医薬品レファレンスブックとして、医師・薬剤師・看護師ほかすべての医療職必携の1冊。購入特典・電子版付
本書を購入された方は、パソコン、スマートフォン、タブレットなど、様々なデバイスで書籍の内容をご覧いただけます(無料)。
※電子版は、本書を購入された方が無料で利用できるサービスです。電子版単体のお申し込み・ご購入はできません。
※ご利用時には、インターネット接続環境が必要です。2台以上の端末で同時にログインすることはできません。
※閲覧期限は2018年1月末となります。
※2017年1月からご覧いただけるデータは、『治療薬マニュアル 2016』です。
2017年版のデータをご覧いただけるようになるのは、2017年4月の予定です。学生様限定 『治療薬マニュアル』電子版閲覧期間 1年延長キャンペーン
『治療薬マニュアル』電子版の閲覧期間を学生の方に限り、1年間延長いたします。
学生証の画像を送信するだけで応募完了! くわしくは、『治療薬マニュアル』電子版に表示される「お知らせ」をご覧ください。『今日の治療指針 2017年版』とのセット購入で、さらに便利に
姉妹書『今日の治療指針 2017年版』をご購入のうえ、電子版利用登録によって、両書籍が自動でリンク!
•本書に収録されている各薬剤について、それらを掲載している『今日の治療指針 2017年版』の疾患項目を瞬時に参照。
•『今日の治療指針 2017年版』に掲載されている薬剤の詳細情報を本書へのリンクで瞬時に参照。
ポイントは何と言っても電子版がセットになっていて、姉妹書の『今日の治療指針2017』を購入し、電子版利用登録をすると、『治療薬マニュアル』と『今日の治療指針』が自動でリンクする点です。
治療薬マニュアルの疾患を調べたいな~って思ったら、今日の治療指針へ直接リンクされているってのは非常に調べる上では便利だと思います。(治療指針→治療薬マニュアルのリンクも出来ます)
電子版がついてくるので、他の2冊と比べると若干高め。
今日の治療指針はもっと高い(16,200円)
薬局の薬剤師も使えるけど、病院とかで幅広い医療関係者が使うのに良さそうな1冊。
今まで使い慣れたものを買い換えるのもよし、特徴を見て興味を持った1冊を買ってみるのもよしです。