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【薬剤師が味見してみた】ヘパリン類似物質ローション「ラクール」ってどんな味?
今回は先日味見をした「ラクール」のヘパリン類似物質ローション「ラクール」の味見を行いたいと思います。
だって・・・手に取ったらふと思ったんですもん・・・
ヘパリン類似物質ローション「ラクール」ってどんな薬?
前回のブログ記事を読んでもらえれば大体はわかると思いますが
ヘパリン類似物質Loってどんな薬か?をみてみましょう。
先発品はマルホのヒルドイドローション(薬価22.2円/g)で
2003年にヒルドイドクリームの後発品としてエアリートクリームが
2005年にはヒルドイドローションの後発品としてエアリートローションが発売になっています。
(インタビューフォームより)
その後、2014年に一般名を使った名称に変更になったそうです。
ヒルドイドローションの後発品では唯一、乳液タイプの製品なのが個人的にはお気に入りで
その存在を多くの人に知ってもらいたいと思い前回ブログに書きました。
効能効果は以下の通り色々とあります
血栓性静脈炎(痔核を含む)、血行障害に基づく疼痛と炎症性疾患(注射後の硬結並びに疼痛)、凍瘡、肥厚性瘢痕・ケロイドの治療と予防、進行性指掌角皮症、皮脂欠乏症、外傷(打撲、捻挫、挫傷)後の腫脹・血腫・腱鞘炎・筋肉痛・関節炎、筋性斜頚(乳児期)
よかったら過去記事も読んでね
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実際に味見をしてみた
指先に取った少量のヘパリン類似物質Lo
内服と違って口にすることを想定していない外用薬の味見って緊張しますね〜
そんなわけで、少しだけペロっと味見してみました。
・・・・やや苦い・・・。
でも、口に入れて数秒間だけ弱い苦味を感じてその後、苦味は消えました。
最初は苦いけど、後味は無味
最初は苦いけど、後味は無味!
最初は苦いけど、後味は無味!!
外用の味見をする理由
粉薬やシロップの味見なら服薬指導ですぐに役に立つことが多いかと思いますが
味見を多く行っているやくちちとしては外用剤の味見も少しずつ行っていきたいと思います。
ヘパリン類似物質は皮膚科や小児科でお子さんに処方されることが多いです。
しかも100g・200g単位で処方され全身に塗布。
そのお薬をお子さんが舐めてしまうケースも想定されますからね〜
今回、ラクールのヘパリン類似物質Loは若干の苦味があるために多く舐めることは
少ないかと思いますが、お子さんの誤飲の際には少しでもこの情報が役に立つかもしれません。
お子さんが大量に食べてはいけない外用薬には、原薬とは別に苦味をつけたりといった
対策も必要なのかもしれないですね(すでに対応しているメーカーとかあるのかな?)
そういうことを考えながら味見をするのも楽しい今日この頃です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
味見のまとめ記事は以下のページからどうぞ~
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今回、味見のアイコンを描いていただいたので
早速更新してみました
ヘパなんとかを飲むやくち●ち先生 pic.twitter.com/Jag4yBfCUD
— Noah (@KISUKA389) August 23, 2018
Noahさん、ありがとうございます!
味見ページのまとめ
味見のまとめページを作ってみたのでよかったら見てね~