Contents
コムクロシャンプーの待ち時間15分は長いのか?
7月に発売になった『頭部の尋常性乾癬』治療薬のコムクロシャンプー0.05%が発売され数ヶ月が経過しました。
まだ勤務する薬局では処方されたことがないのですが、実際に処方された話をTwitterなどで聞くと
『待ち時間の15分が待てない』とか『長い』と感じる患者さんも多いようです。
そこでコムクロシャンプーではないですが
髪の毛を染めた後お風呂で15分待ってみた感想をお伝えしたいと思います。
コムクロシャンプー0.05%の用法・用量
添付文書の用法・用量は以下のとおりです。
約15分後に水又は湯で泡立て、洗い流す。
待ち時間15分間は長いのか?(治験でのデータ)
インタビューフォームに「頭部の尋常性乾癬患者を対象とした第Ⅲ相臨床試験(プラセボ対照試験)」での
『利便性評価結果』 が載っていたので紹介します。
この結果を見ると「15 分待つことは許容できた」と回答した人が 83.3%(65/78 例)だったそうです。
このデータを見る限り比較的多くの人が許容できるのかな〜?と思いませんか?
15分の間にこれだけのことができた!
今回はやくちち&嫁が自宅でヘアカラーを使い髪の毛を染めて
髪が染まるまでの待ち時間が約15分間だったので
『15分間はどれぐらいの待ち時間に感じるのか?』実際に待ってみたわけですが・・・
一言で言うと長い!
というか浴室で待っている15分間で色々なことができました。
ヘアカラークリームを塗り終わってから暇なので自分の体を洗います(5分で終了)
さらに時間があるので子供2人の髪や体を洗います(5分×2人=10分)
15分待つ時間にこれぐらいのことができちゃうのです。
『15分間何もしないで待つ』のは結構長く感じると思います。
もちろん既存の薬と比べて効果があれば待ち時間も許容できるのだとは思いますが
毎日15分待つとなるとなぁ・・・という感じです。
実際にお薬を使った患者さんはこの15分間に何をしているのだろう???
15分待たなければいい
考え方を少し変えれば、『15分間ただ何もしないで待つ』から待ち時間が長く感じるわけで
『隙間時間を使って何かをすれば』ちょうどいいのではないか?と思います。
やくちちの大好きな経営コンサルタントの小宮一慶氏2012年の著書
『「読む」「書く」「考える」は5分でやりなさい! 』を実践すれば
15分と言わず5分間のちょっとした待ち時間に色々なことができます。
優しい笑顔ですが、胸に突き刺さる言葉をいつも投げかけてくれます。
ブログのネタを考えたりとかなら15分でいくつも思いつきそう!
実はどこで待っていてもOKらしい
『どこで待てばいいですか?』という問いに対してメーカーさんの指導せんによると
浴室の外、中どちらでも構いません。浴室内など室温の高い場所では、
汗をかいてお薬が汗と一緒に垂れてくる可能性がありますので、
目に入ったり、まぶたに付かないように十分注意してください。
万が一、目に入ったり、まぶたに付いた場合にはすぐに
水でよく洗い流してください。
以上の点に注意していただき、テレビを見たり体を洗ったり
自由に待ち時間を使ってください。
となっています。
スポンサードリンク