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【6月8日】リリカOD錠が発売になりました。
やくちちの勤務する薬局は整形外科の処方箋が一番多いので
リリカOD錠ももちろん採用になります。
気になる味はゆず風味ということで以前、製剤見本をもらって味見をした記事などを読んでもらえると嬉しいかな?
リリカOD錠についてまとめると・・・
名称の由来
QOL 改善のイメージが可能であり、読み、聞き、書いた場合に印象が良い言葉
「Lyric:叙情詩(Music)」、「Lyrical:叙情的な」を由来とする。
ふ~~~んって感じ。
インタビューフォームの名称の由来を読むのって楽しいです♪
25mg・75mg・150mgの3規格
薬価はカプセルもOD錠も同じ価格です。
- 25mg:67.8
- 75mg:112.9
- 150mg:155
カプセルと比べてもかなり小さい印象を受けます。
特に25mgはクラリチン錠10mgと同じぐらいではないでしょうか?
実際に調剤してみてリリカOD150mgは錠剤同士の間が狭くて
PTPシートを縦に切るのが難しいです。
適応症は?
適応症はカプセルもOD錠も同じ
- 神経障害性疼痛
- 線維筋痛症に伴う疼痛
の2つになります。
販売包装は以下の通り
- リリカカプセル25 mg :30、100、500カプセル
- リリカカプセル75 mg :100、700カプセル
- リリカカプセル150 mg:100カプセル
- リリカOD錠25 mg :100、500錠
- リリカOD錠75 mg :100、500錠
- リリカOD錠150 mg :100錠
うちは全部100錠包装で採用するけれど、75mgの700錠包装、25mgの30錠包装は今回は発売されないようですね。
早速届いたリリカOD錠
カプセルと比べて箱は細長く、同じファイザーのソラナックス錠0.4mgと箱の大きさは似ています。
OD錠の一包化はどうなんだろう?
OD錠ということで気になるのは一包化の可否
まだメーカーさんに直接は聞いていないけれどインタビューフォームの安定性に関する部分を抜粋したので確認してみてね。
カプセルは温度、湿度、光に対する安定性試験の結果、全てで問題なかったのですが
OD錠は湿度に対して弱く、硬度の低下が見られるようなんですよね~
何度も言っているけれどOD錠である必要はあったのでしょうか?
苦味が強いのであれば糖衣錠にしたほうが良かったのではないかな?と思います。
2017年6月時点の情報では、カプセルとOD錠両方共販売を継続していくようです。
トラマールの時のようにカプセルは全て廃止しOD錠(出来れば普通の糖衣錠)への全面切り替えがよかったのでは?
(カプセルは残ったものを回収してくれれば薬局としては言うことなしなんですが・・・)
やくちちは服薬指導でこうやって伝えようと思う
OD錠っていうことで、口の中で溶ける錠剤なんですが、お薬の成分が苦いので
口の中で溶かすと苦い味が残ることがあるので普通の錠剤のように水で服用することをオススメします。
ただ、カプセルとくらべてこちらの錠剤の方が丸くて大きさは小さいので飲みやすいと思います。
多分、人によってだけどこんな感じのスタンスで服薬指導すると思います。
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味見ページのまとめ
味見のまとめページを作ってみたのでよかったら見てね~