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カルボシステインD.S50%「タカタ」は美味い???
味付けに定評のある高田製薬
今回はカルボシステインD.S50%「タカタ」の味見をしてみます。
粉の色・味は添付文書の記載によると・・・
添付文書の「製剤の性状」によると
微黄白色~黄白色の微粒又は粉末で、わずかに特異な芳香又は特異な芳香があり、
味は甘く、わずかに酸味がある。
となっています。「甘味」と「酸味」ですか~なんだか不思議な表現ですね。
粉の色は白?
メーカーのウェブサイトに製剤写真があるのですが写真だと白く見えます。
しかし、実際のお薬は添付文書に書いてある通り若干黄色がかった白色です。
気になる味は「なっちゃんのりんご味(風)」
分かりやすく言うと、なっちゃんのりんご味を粉にした感じ!
(分かりにくいですが・・・)
添付文書に記載のある「味は甘く、わずかに酸味がある」のうち
「酸味」の部分はりんごジュースの酸味みたいな味って思ってもらうと分かりやすいかと思います。
ドライシロップを口の中に入れた一瞬だけ「薬かな?」という味があり
すぐに、りんごジュースの酸味がやってきます。
後味は普通のりんごジュースよりも若干酸味が強くて
その酸味のおかげで原薬の味が上手にマスキングされているのだと思います。
個人的には「1g飲め」って言われても全然問題ない美味しさです。
カルボシステインD.S50%「タカタ」の販売包装は3種類
- 分包品は1g×300包
- バラ100g
- バラ500g
できれば、先発と同じ1g分包×120包の包装があると素敵です。
分包品はこんなデザインです
先発品との比較
先発品は杏林製薬のムコダインD.S50%です。
先発品(ムコダインD.S)の粉の色は完全に白です。
比較のために先発品も味見してみましたが、こちらはピーチ味
甘いピーチというよりも甘酸っぱいピーチ味っていう表現したほうが分かりやすいかもしれません。
また、ケミカルピーチ味って感じで、タカタのジェネリックよりも酸味と人工的な味が強い印象です。
↑色で言えば、ピンクというよりショッキングピンク
総評
やっぱり高田製薬の味付けは上手ですね。
個人的な好みを言えば先発を上回っています。
高田の勝ちです
そもそも普通のジュースで例えられる粉薬ってなかなかないですよね?
カルボシステインD.S「タカタ」はそれぐらい上手に作られた製品だと思います。
高田製薬のMRさんも「小児科の門前の薬局でも、味がいいから~っていう理由で採用いただいています」と
言っていましたがカルボシステインD.Sに関しては正にその通りだと思います。
今後、後発率を上げるために後発品を採用するのであれば、味の見本をもらって試しに飲んでみてください。
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味見ページのまとめ
味見のまとめページを作ってみたのでよかったら見てね~