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【薬剤師が味見してみた】OTCのイブメルトってどんな味???【指定第2類医薬品 】
今回はエスエス製薬が販売しているイブメルトの味見をしてみたいと思います。
製品のパッケージにある通り、『レモンライム味』ですが
それより何より『水がなくても飲める鎮痛剤』ってのが新しいですよね!
成分はイブプロフェンが200mg
市販薬のイブメルトですが、成分はイブプロフェンを200mg含むというしっかりとした医薬品(指定第2類医薬品)です。
効能効果・用法用量は以下の通りです。
●効能・効果
○頭痛・月経痛(生理痛)・腰痛・肩こり痛・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・筋肉痛・
関節痛・神経痛・耳痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・外傷痛の鎮痛
○悪寒・発熱時の解熱
●用法・用量
次の1回量を1日2回を限度とし、なるべく空腹時をさけ、口中で溶かして服用するか、
水又はぬるま湯で服用してください。
服用間隔は6時間以上おいてください。
〔 年 齢 〕 成人(15才以上)
〔1 回 量 〕 1錠
〔 年 齢 〕 15才未満
〔1 回 量 〕 服用しないこと
医療用のイブプロフェン製剤といえば、ブルフェン錠が先発品ですが
一般薬なのでブルフェンの効能や用法と比較するとかなり制限されていることがわかります。
【効能・効果】
①下記疾患並びに症状の消炎・鎮痛
関節リウマチ、関節痛及び関節炎、神経痛及び神経炎、
背腰痛、頸腕症候群、子宮付属器炎、月経困難症、紅斑
(結節性紅斑、多形滲出性紅斑、遠心性環状紅斑)
②手術並びに外傷後の消炎・鎮痛
③下記疾患の解熱・鎮痛
急性上気道炎(急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む)
【用法・用量】
効能・効果①②の場合
イブプロフェンとして、通常、成人は1日量600mgを3回
に分けて経口投与する。
小児は、5~7歳 1日量 200~300mg
8~10歳 1日量 300~400mg
11~15歳 1日量 400~600mg
を3回に分けて経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。また、空腹時の投
与は避けさせることが望ましい。
効能・効果③の場合
通常、成人にはイブプロフェンとして、1回量200mgを
頓用する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、原則とし
て1日2回までとし、1日最大600mgを限度とする。また、
空腹時の投与は避けさせることが望ましい。
実際に味見してみた
イブメルトは1箱に8錠入っており
4錠のPTPシートが2枚となっています。
錠剤の大きさはやや大きめで、トランサミン錠250mgよりも少し大きいかな?という印象です。
まぁ、口の中で溶けてしまうのでそれほど大きさは気になりませんが・・・
大きい錠剤ですが、口の中では比較的素早く溶ける感じで
約15秒で錠剤は溶けました。
ですが、ザラザラとした細かい粒子になる感じで服用感はそれほど良くないと感じました。
パッケージ書いてある通りに『レモンライム味』なのは間違いないですね。
その上で、味見をした時に感じた味は以下の3つ
- 甘み
- 酸味(レモン風味)
- ライム風味
比較的、味のバランスは良いのですが、この中で酸っぱい感じが一番感じました。
服用→おぉ〜口の中で溶けるね→酸味・甘みを感じる→ライムの後味
といった感じです。
値段は高い!
Amazonやドラッグストアで価格をチェックしてみましたが
1000円〜1200円ぐらいで販売されているケースが多いようです。
イブAだと60錠(2錠でイブプロフェン150mg)でも700円程度で販売されているのを考えると
8錠で1000円は少し割高だと感じます。
とはいえ、出先で急に頭痛がして「今すぐ鎮痛剤を飲みたい!」と願う方には非常に助かる存在だと思います。
緊急時用にイブメルト、それ以外の時には普通のイブを服用する方がコスパが良さそうです。
(プライベートブランドのイブプロフェン製剤だともっと安そうですね)
今回、味見をしたイブメルトはAmazonでも販売しています。
味見のまとめ記事は以下のページからどうぞ~
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味見ページのまとめ
味見のまとめページを作ってみたのでよかったら見てね~
最後まで読んでいただきありがとうございました。