PRESIDENTの11月14日号に本当に必要な「クスリ、手術」の選び方という記事が載っていたので紹介。
Contents
あなたは上流老人・下流老人どっちになる?
そもそも、この記事を読もうと思って買ったのではなく、表紙に書いてある
「上流」老後、「下流」老後 今が分かれ目!というタイトルにひかれて買いました。
自分の老後がどうしても気になるんです。
うちの会社、退職金制度がないし心配なんです。
そんな私に対するかのような内容でした。
介護・医療費、年金破たん、熟年離婚、退職金等、老後をお金という切り口から解説する内容は読んでいて、
今のうちから少しずつ準備しないといけない部分や子育てでのお金使いで重要な点を再認識しました。
PRESIDENT誌には、よく他の家の家計簿みたいなのが載っていて、
収入は少ないんだけど、しっかりと貯蓄している例や、
収入は高いんだけど、夫婦のどちらかが散財して貯金がほとんど無い例など
面白い家計簿がよく掲載されています。
「死を目前にした人が、医者、僧侶、家族にだけ打ち明けた後悔の言葉」に惹かれる
また46~50頁の死ぬ間際によくある後悔トップ30は死ぬまでは、まだ時間がある(と思っている)自分ですが、色々と考えさせられる記事でした。
東邦大病院の医師、僧侶、在宅医療を行う医師の3名が「死を目前にした人が、医者、僧侶、家族にだけ打ち明けた後悔の言葉」を伝えています。
- もういっぺん寿司が食べたい:今回の誕生日がきっと最期になる。祝いに寿司を食べたい。回転寿司でいいから。
- あんなに好物だったのに、味がしない・・・・・・:病気で味覚が変わってしまった。好きなものを「おいしく」食べられないのが何よりつらい。
こんな感じで患者さんの後悔の言葉が「お金・子供編、健康・食べ物編、趣味・恋愛編、旅行・仕事編」に分かれて載っています。
「本当に必要な「クスリ、手術」の選び方」
そして72~77頁まで「本当に必要な「クスリ、手術」の選び方」が!!
週刊現代の「全国民必読 医者と病院にダマされるな! 医者に出されても飲み続けてはいけない薬」を発端にした医療不信に関する週刊誌の記事。
実際にどうなの???って思っている患者さんも多いと思う。その思いに答えた記事です。
病院や薬局に勤務している人でも患者さんから、「週刊誌の記事を読んだから薬を変えてほしい、変えてもらった」という話を聞いたことがある人も多いのでは?
週刊誌の中刷り広告を見るたびに私も「面倒な記事(見出し)だな~」って思います。
イントロ部分では同紙の記事にもコメントを寄せている長尾クリニックの長尾医師も「週刊誌にモラルを求めるのは無駄です、 ~(中略)~ 売り上げが最優先だからです」といいつつも、週刊誌への取材協力を続けているそうで、その理由が書かれています。
記事では別にQ1~Q5まで気になる内容を解説
Q1:「飲むべきではない薬」は本当にあるのか
Q2:高血圧と高脂血症は放置してもいいのか
Q3:「全身麻酔」は寿命を縮めるのか
Q4:「がん放置療法」を信じても大丈夫なのか
Q5:どうすれば自宅で死ぬことができるのか
Q1では2015年11月に日本老年医学会がまとめた「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015」について触れ、リストの抜粋も載せていたり、何でもかんでも副作用が!飲まないほうがいい!という週刊誌のような内容ではなく、比較的中立的な立場からの記事だと思います。
今回のPRESIDENTは750円の割に充実した内容だと思います。
興味のある方は↓から購入できます。