東和薬品が青森営業所で期限切れしたモサプリド2.5mg100錠を薬局(ツルハドラッグ大野店)に販売していたそうです。
5mgトーワはうちの薬局でも採用になっていますが、2.5mgはあまり使われないですね・・・
今回の一件は東和薬品によると人為的ミスによる使用期限切れ商品の管理漏れと新販売システムのエラーが重なった為だそう。
本来だったらどちらかでミスが食い止まるはずのダブルチェックが機能しなかったパターンですね。
使用前に薬局で気が付いたなら、不幸中の幸いなんですが、日刊薬業によると患者さんに渡されたそうですが、服用前に薬局が気が付き連絡したそうです。
うちの東和さんは伝票に使用期限が入っているのですが、そのシステムがエラーで期限切れをスルーしたってことなんですかね?
特に、システムの変更とか行うと初めはどこかに問題があるケース多いですよね。
でも、コンピュータがやっていることだから、正確なんだろうっていう思い込みで間違いに気が付かないケース。
処方箋の二次元コードに入力されていたお薬が処方箋の表に印字してある薬と違うということが過去にうちの薬局でもありました。
ナゾネックス点鼻で、処方箋には112噴霧と記載があるのに二次元コードを読むと56噴霧で入力されるんです。これはクリニック側のマスター登録の間違いだったようなんですが、二次元コードで入力すると正確っていう思い込みありますよね?
便利な機能は業務をする上で非常に助かるんですが、そればかりに頼ってはいけないと強く感じました。
使用期限といえば薬局でも期限の管理って大切ですよね?
定期的に出庫している薬品に関してはそれほど心配ないのですが、季節性のある薬(花粉症の薬やインフルエンザの薬)や、流れ処方箋で稀に処方される薬は特に気を付けないといけないですね。
在庫があった~!と思ったら先月で期限が切れてた、ってパターンあります。
東和薬品は直販ということで、値段が安いのが最大のメリット。
他の卸では原則扱いが無いのと、時々期限が短い商品が来たりするので、回転率の良い品目で採用すると良い気がします。
そして、納品されたら期限のチェックですね。
ミスが起こったとは言え、こういった事実をきちんと発表するのは大切だと思います。
だからジェネリックは~と言われないように再発防止期待しています。
中小卸ではこういうケースはもっと起こっていそうな気がするのですが・・・・どうなんでしょう?
使用期限切れ製品販売についてのお詫びとお知らせ