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エルカルチンFF内用液の10mL瓶が販売中止だって?
今日はそんなエルカルチンFF内用液のお話
11月末に薬価収載された品目に
エルカルチンFF内用液の分包品なるものがありました。
確かに11月中頃にMRさんに会ったときに
『年内には分包品が出る予定です』って聞いてはいましたが……。
一応、うちは採用しているんだし
『味見本製剤見本』くらい持ってきてくれたっていいんじゃないかな?
薬価が高いから製剤見本をくれないのかな?
『甘酸っぱい味』なのは知っているが、改めて味見をしたいんだよ。
分包品はこんなデザイン
製剤見本をくれないので、販売している大塚製薬のウェブサイトをチェック!
分包品の製剤写真が載っていたので早速ダウンロード
今までの瓶は重たいし、割れやすいから在庫管理や患者さんの保管時にも心配があったのも事実。
分包品が出来たら便利だし有り難いと思っていました。
添付文書をチェックしたり大塚製薬のウェブサイトをウロウロ……
あそこのデザインってデザイナーさんが作ったのか知らないけど、滅茶苦茶見づらい。
そこで発見『エルカルチンFF内用液の一部包装の販売中止のお知らせ』
えっ?
先月から急に処方が増えた薬だけに、販売中止なら事前に知りたかった。
いや、分かっていたんだろうから教えてよ!
MRさんもそうだし、大手3卸共に先月納入しているんだがなぁ〜
誰からもそんな話聞いてないぞ~?
調べてみたら先月だけで内用液の注文:合計7箱
今後販売されるエルカルチンFF製剤
- エルカルチンFF内用液10%:瓶100mL(1瓶)
- エルカルチンFF内用液10%分包5mL(5mL☓10包)
- エルカルチンFF内用液10%分包10mL(10mL☓10包)
- エルカルチンFF錠100mg
- エルカルチンFF錠250mg
10mLの瓶はなくなってしまうので要注意ですね。
そこで気になった点
気がかりなのはエルカルチンFF内用液の瓶と分包品の扱いです、
瓶:mL単位の薬価
分包品:包単位の薬価
医薬品コードも違うみたいだし
これ、全く違う薬として扱われるのかな?
(週明けに大塚MRに確認せねば)
気になるポイントは2つ
現時点で気になるのは・・・
- 瓶が残った場合に瓶と分包品を混ぜて調剤可能か?
(疑義せずに) - 処方箋の書き方は変わるのか?
(分包品のマスターが登場する?)
両方共、面倒なことになりそうだなぁ〜
瓶が残ったら最後は疑義して日数の調整をしてもらう必要があるのと
分包品のマスターがレセコンに更新されるはずなので
クリニックも対応しないといけないようです。
先月から急に処方が増えた薬だけに、販売中止なら事前に知りたかった。
発売は12月4日
エルカルチンFF内用液の分包品
発売は12月4日(月)です。
在庫している薬局は気をつけてね〜!
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