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【薬剤師が味見してみた】ランソプラゾールOD錠「サワイ」は
先発品と同じアノ味!
今回の味見は沢井製薬のランソプラゾールOD錠「サワイ」です。
先発品は皆さんご存知、武田薬品工業のタケプロンOD錠です。
1992年にタケプロンカプセルが発売され
その10年後の2002年に登場したのがタケプロンOD錠(先発)です。
PPIではオメプラール20mgが1991年に発売になっています。
沢井製薬MRさん曰く「先発さんと同じ風味はうちぐらいじゃないですかね?」って言っていました。
確かに、『東和はメンソール系』だし、『武田テバファーマはココア味』。
先発品と同じ味で勝負する沢井製薬、味付けに自信があるのでしょう。
OD錠の味付けが上手な沢井製薬に期待です。
ランソプラゾールOD錠「サワイ」はこんなお薬
薬価は先発品の約半分
- タケプロンOD錠15mg:80.6円(先発品)
- ランソプラゾールOD錠15mg「サワイ」:42.1円(対先発薬価52.2%)
- タケプロンOD30mg:140.3円(先発品)
- ランソプラゾールOD錠30mg「サワイ」73.6円(対先発薬価52.4%)
※ランソプラゾールの後発品には2つの薬価帯があり、沢井製薬は高いほうの薬価になっています。
(薬価)15mg:31.5円と42.1円、30mg:55.6円と73.6円
※※沢井製薬はカプセルの後発も販売しており、「サワイ」と「MED」の2つの屋号があります。
新規での処方は少ない?
やくちちが受けている処方箋の感じだと、新規での処方はほとんどネキシウム(エソメプラゾールマグネシウム水和物)か
タケキャブ(ボノプラザンフマル酸塩錠)だと思うんです。
タケプロンの処方は既に服用している人が継続的に処方されるケース。
そもそも先発品を販売している武田薬品が力を注いでいるのがタケキャブですからね……
皆さんの薬局ではどうですか?
味わってみた
香りから分かるストロベリー風味。
口の中に入れると香り通りのストロベリーの味がします。
ざらつく感じはあるものの、今までに味見をした東和薬品、武田テバファーマのランソと比べると
明らかにざらつきは少なく、服用感は良好。
2017年6月に発売になったモンテルカストチュアブル錠5mg「サワイ」へとイチゴ味が生かされていると思います。
先発品からの変更時に同じ味にするのも患者さんが混乱しなくていいのかな?という印象を受けました。
困ったら沢井製薬のOD錠を選ぶのはアリだと思います。
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味見ページのまとめ
味見のまとめページを作ってみたのでよかったら見てね~