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【薬剤師が味見してみた】ミノマイシン顆粒ってどんな味???
今日はファイザーのミノマイシン顆粒2%の味見をしてみたいと思います。
お陰様で体調は日に日に回復しており
徐々にですが味覚も正常に戻ってきております。
テトラサイクリン系抗生物質製剤に分類されますが
同じ系統の内服薬だとビブラマイシン(ファイザー)やレダマイシン(ポーラファルマ)等が販売されているようです。
ミノマイシンには内服5製品、注射1製品がある
以下のようにミノマイシンには内服薬と注射薬があります。
- ミノマイシンカプセル50mg
- ミノマイシンカプセル100mg
- ミノマイシン錠50mg
- ミノマイシン錠100mg
- ミノマイシン顆粒2%
- ミノマイシン点滴静注用100mg
カプセルと錠剤の両方共に50mgと100mgの規格があるので
そろそろ一本化してほしいな~と思う薬剤師さんも多いのではないでしょうか?
ちなみに顆粒剤を製造しているのはファイザーの他に
沢井製薬が『ミノサイクリン塩酸塩顆粒2%「サワイ」』を販売しています(扱いは先発品)
実際に味見してみた
粉は薄いオレンジ色の顆粒です。
インタビューフォームには「オレンジの香り」となっていますが
殆ど匂いがしないんですが・・・
顆粒の抗生物質ってなかなかイメージがなくって
粉を見て「ミノマイシン顆粒だ!」って見分けられる人は
なかなかの能力だと思います。
口に含むとわずかに甘みを感じ
おお~「抗生剤だけど飲みやすいのかな?」と思って味わっていると
徐々に薬っぽい苦味が口の中に広がってきます。
とは言え、マクロライド系のクラリスやジスロマック細粒と比較すると
苦味は少ないので、素早く飲み込めば飲みやすい抗生物質ではないでしょうか。
(インタビューフォームにも有効成分:黄色の結晶性の粉末で、においはなく、味は苦い。と記載があります)
処方頻度が少ない?
今回のミノマイシン顆粒は飛び込みの処方箋を受けて発注した品目で
もちろん、近隣の薬局に電話したもののどこの薬局にも在庫がなく
泣く泣く、卸から100gで購入した1品でした。
100g使い切れる薬局はどれだけあるのだろう?と思う今日このごろです。
1瓶で2000円程度なので、それほど高くないけど、使い切れないっす・・・
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味見ページのまとめ
味見のまとめページを作ってみたのでよかったら見てね~