今日の味見は旭化成ファーマのゼスラン小児用細粒0.6%
味見の前に簡単にゼスラン小児用細粒の紹介
2001年に発売開始されたゼスラン細粒は第二世代の抗ヒスタミン剤に分類されるお薬です。
アルフレッサファーマのニポラジン細粒と併売のお薬で、
以前は時々処方が来ていたのですが新しい抗アレルギー剤がどんどんと登場して処方の頻度がめっきりと少なくなりました。
効能効果
- 気管支喘息
- アレルギー性鼻炎
- じん麻疹
- 皮膚疾患に伴うそう痒(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症)
用法・用量
〔気管支喘息の場合〕通常小児1回メキタジンとして0.12mg/kgを1日2回
〔アレルギー性鼻炎、じん麻疹、皮膚疾患に伴うそう痒(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症)の場合〕
通常小児1回メキタジンとして0.06mg/kgを1日2回
※年齢、症状に応じて適宜増減
「この体重にしては量多いかな?」と思ったら「喘息での処方だった~」というように
疾患によって用量が違お薬は監査するときに要注意ですね。
そう思うと、アレロックやザイザルは年齢で用量が決まるからその点の監査は簡単です。
包装は漢のバラ100gのみ!
では、早速添付文書を確認しつつ匂いを嗅いでみよう
性状(添付文書より)
”白色〜微黄白色の散剤(細粒)で、芳香があり、味は甘い。”
香りは添付文書通り甘い香り。
イチゴっぽい香りがしていかにも美味しそう!
そして味わってみる・・・
口の中に入れた瞬間「ちょっと甘いかな・・・?」
・・・と思った直後にえぐみ・苦みが登場!
・・・かと思うと、またちょっと甘く感じるという不思議な味。
※メーカーによると甘さはマンニトールによるものだそう
まるでジェットコースターのように、甘さと苦さを交互に感じます。
添付文書では「甘い」という記載なんだけど、どうもゼスラン細粒の味は苦手だな~
「不味い」という表現とは少し違ってゼスラン細粒は、「美味しくはない」です。
味わった感じでは原薬自体結構苦みがありそうな気がします。
ある程度コーティングしてあるものの、口の中で味わっていると苦みを感じてしまうのかな?
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味見ページのまとめ
味見のまとめページを作ってみたのでよかったら見てね~