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【味見】モンテルカストチュアブル錠5mg「トーワ」の味は新しい!
今回は直販でお馴染み、東和薬品のモンテルカストチュアブル錠5mg「トーワ」の味見をしてみます。
東和薬品といえば、スズケンの流通を使って今後は販売していく~なんていう話を最近聞いており
安定供給がどうなるのかな?ってちょっと不安な面もあります。
今回の写真は自宅のデジカメで撮影したので今までの携帯の写真よりも綺麗に撮影出来ていると思います。
PTPシートの色は黄色に近いオレンジ色。
同じ東和薬品のピタバスタチン1mg「トーワ」に色が似ているなって印象を受けました。
先発品で言えばやっぱりリバロ錠1mgの色に似ています。
東和薬品といえばRACTAB技術が有名ですが
今回のモンテルカストチュアブル錠もそのRACTAB技術をベースに噛んだ後にすぐに崩壊するよう設計してあるそうです。
後発品では採用の多いピッチコントロールや両面の印字も行っているので、シートを細かく切ったり、錠剤を取り出しても何のお薬なのか分かりやすいです。
RACTAB技術
嚥下力が低下したり、水分摂取を制限されたりしている患者さんにも、飲みやすい薬をお届けしたい。また、必要なときに水なしでも飲める薬をつくりたい。
こうした服薬コンプライアンス改善に役立つと期待されているのが口腔内崩壊錠(OD錠)です。
その中でも、東和薬品が独自で開発したOD錠製造技術がRACTAB技術です。
ネーミングの由来は、「Rapid and Comfortable Tablets」。服用しやすい崩壊性、普通の錠剤同様に取り扱える硬さを目指した、応用範囲の広い製剤技術です。
現在は、アムロジピンOD錠「トーワ」やランソプラゾールOD錠「トーワ」などに応用されており、今後は、さらに幅広い疾患領域の医薬品に活用していきます。
錠剤は先発品と比べて一回り小さい
先発品と比べると、東和薬品の方が直径で0.5mm、厚さで0.3mm小さくなっており
今まで味見をしたメーカーの中でも一番小さいなって印象を受けました。
↑(キプレスチュアブル錠の添付文書より)
↓(モンテルカストチュアブル錠「トーワ」の添付文書より)
基本は噛み砕いて服用ですが、実際に口の中で溶かしてもかなり素早く溶けるので
普通に飲み込んでも効果には差がなさそうです。
噛み砕くにしても、小さい錠剤の方がお子さんの心理的なプレッシャーは少ないかも?
実際に味見してみた
事前情報で東和さんはピーチヨーグルト味と聞いていました。
日医工・沢井製薬・武田テバファーマ・高田製薬と大手がイチゴ系の味に集まる中
異色を放つピーチヨーグルト味
味見にも気合が入っちゃいます!
イチゴ系の製品はどれもPTPシートから取り出すとイチゴの香りがしたのですが
今回の東和に関しては香りはほぼなし。
口の中に含むと・・・
確かにピーチヨーグルトです!
子供たちが食べている子供用のヨーグルト(ピーチ味)にかなり似た味になっています。
口の中で溶かすと若干のザラザラした感じはありますが、後味も悪くない。
後味としては、ヨーグルトの風味は弱くなってピーチの風味が残る印象を受けました。
モンテルカストはどれも美味しいの評価になっちゃいますが、東和薬品のお薬も美味しいですね~
ピーチヨーグルト味は新しいけど美味しい。
うちの子は乳製品が得意だけど、ヨーグルトとか乳製品が嫌いな子だとどうなんだろう???
包装は他社と大きな差は無し
チュアブル錠の発売予定包装はPTP28錠・100錠・140錠となっており
先発品や他社とくらべて特に大きな差はありません。
採用に関してはほぼ影響なしって感じです。
細粒を採用するときは要注意
チュアブル錠のみを採用する場合には問題ないと思うのですが
チュアブルと一緒にモンテルカスト細粒「トーワ」を採用する場合は注意が必要です。
(東和薬品ウェブサイトより)
見ての通り、先発品(スティックタイプ)と大きく違う見た目をしているので
先発品から切り替える時には患者さんにしっかりと説明しないといけないですね。
(先発品のシングレア細粒・キプレス細粒)
販売包装に関しては28包と140包なので非常に良いのですが
スティックタイプでないのってどうなんだろう???って一番ネックに感じます。
個人的にはスティックタイプの方が飲ませやすいと思うんだけどなぁ~
この1点で私は東和の採用に踏み切れていません。
薬価差率が出れば本社の指示で採用になるかもしれませんが・・・
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味見ページのまとめ
味見のまとめページを作ってみたのでよかったら見てね~