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モンテルカスト錠10mg「KM」早速、処方出ました。
先日紹介したモンテルカスト錠10mg「KM」ですが、調剤しました。
先発品のシングレア・キプレスの薬価が203.5円、ジェネリックは101.8円
1錠あたり101.7円の差です。
今日の患者さんは1日1錠で30日分だったので、3割負担で920円のくらい安くなりました。
920円あったら何しますか?
ハーゲンダッツが3つくらい買えます。
やっぱりAGを採用している薬局が多い!?
やくちちの勤務する薬局ではAGのモンテルカスト錠10mg「KM」がメインでの採用
OD錠を希望する患者さんがわずかにいらっしゃるので
その人のためにOD錠は「タカタ」を採用しています。
ジェネリックから別メーカーのジェネリックへ変更するのってとっても難しい。
「前のがよかった〜」って言われるパターンがありますよね。
そうなると「〇〇さんはAG」で「そのほかの人は沢井で〜」というように
ややこしいことになるので、一度AGにしたらそのままという薬局も多いのではないでしょうか。
だからこそAGの先行発売は強力なんです。
AGの先行発売が今後の主流に?
2017年9月にはオルメテックとクレストールのAGが第一三共エスファから発売になりました。
クレストール錠のAG:ロスバスタチン錠「DSEP」
オルメテックOD錠のAG:オルメサルタンOD錠「DSEP」
まだまだAGが出そうな予感!
ナゾネックス点鼻液やコソプト点眼液、メイアクトMS小児用細粒なども
AGが発売予定です。
ただ、AGは良くも悪くも先発品と同一なのです。
先発品が発売になった当時の製剤技術や添加物のままでAGが発売されます。
逆に、ジェネリックメーカーは先発品の特許があるうちに
製剤の研究・添加物の研究を行なっています。
時には添加物の見直しを行なったりして、ジェネリックの方が優れているケースも少なくありません。