(記者)
今週のアメリカの大統領選で、大方の予想を覆してトランプ氏の次期大統領への就任が決まりました。大臣の率直な御感想をお願いいたします。
(大臣)
日米は本当に大事な二国間関係であります。また、昨日、総理とトランプさんが電話でお話をされたことが報道されていますが、日米同盟関係については非常に前向きな御発言があったと聞いております。そういう意味で、大事な二国間関係がさらに発展するために、トップ同士がまずは信頼関係を早く築くということが大事なので、17日にニューヨークで二人が会談することになった。大変良い雰囲気の会談だったと、昨日、議場で総理からもお聞きをしましたが、そういう良いスタートを切ったと思いますので、是非、お互いの二国間関係をさらに深めるということを、そしてアメリカを再び偉大な国にするという公約でありましたから、偉大な国になるということは日本にとってもプラスだろうと思いますので、トランプさんにも頑張ってもらいたいと思います。
(記者)
昨日、未来投資会議が行われて、医療、介護分野がテーマになりました。介護の自立支援型の取組みや、あるいはAIやロボットを診療支援に使う今後の計画などについて議論があったと思いますが、そのテーマに関する大臣のお考えをお聞かせください。
(大臣)
昨日、私が申し上げたことは、医療も介護も科学しようということです。きっちりとデータに基づいた分析を行う、治療法にしても、自立支援にしても科学的に分析をした上で、科学的に手法を開発していく。ビックデータ分析を含めてAIやIoTをフルに活用しながらこれからやっていき、2020年までに作り上げていこうと。それから本格的に実施できるように診療報酬、介護報酬などでインセンティブ付けをして、バックアップをしていく。科学に基づく治療、医療それはまさに、それぞれ本人や当事者にとって一番良いことになること、それから国民的にも持続可能な医療介護制度となること、そしてまた、それは取りも直さず持続可能な負担と給付が行われることだろうと思います。また、同時に未来への投資ということで経済にプラスになるということを併せて実現していくことが大事だと思います。
ビックデータ分析・AIやIoTが活用されると薬局はどんな姿になるのでしょうかね?
レセプトの情報から相互作用とかはもちろん、どういう治療をすると長い目で見たときに
医療費が安くなるか?とか、コンプライアンス向上のための方法とかも出てくるんでしょうか?