薬局薬剤師として医薬品メーカーに言いたい




当ブログで味見に使用している医薬品はメーカーからの製剤見本や自身に処方された又は購入した医薬品を使用しています。

また、医薬品を適正に使用するために医師・薬剤師の指示は必ず守ってください

以上の注意を守らずに使用して、健康に被害が発生した場合は、当ブログは一切責任を負えません。その際、治療が必要となった場合でも使用者の責任となりますので、使用方法には十分にご注意ください。

 

薬局薬剤師として医薬品メーカーに言いたい

実際に薬局で勤務しているといいたいことが一杯あります。

Twitterだと文字数制限があるのでブログに書いちゃいます。
個人的な愚痴が多くなっていますのでご了承ください

製薬メーカーに言いたい!

併売のシステムやめませんか?併品は同じシート、湿布なら同じ袋にしてほしい

モーラステープの久光と祐徳や、エディロールの中外と大正等、薬は同じだけどPTPや袋のデザインが違うパターン
「他の薬局でもらったのと違う!」と言われ、ちゃんと説明しても
やっぱり前の方が効き目が良かったからそっちのほうがいい!
とか言われたことあります。
併売にするなら、せめて先日発売になったビラノア錠みたいに、箱だけデザインが違うのじゃダメですか???

名称が違う併売はマジでやめて!

  • アムロジン・ノルバスク
  • クラリス・クラリシッド
  • アバプロ・イルベタン
  • キプレス・シングレア
  • ボノテオ・リカルボン
  • アクトネル・ベネット
  • フォサマック・ボナロン

名称が違う併売は本当にやめてほしい。

アバプロなら沢山在庫があるのに、イルベタンで処方が来て今までも飲んでいたから取り寄せ・・・とか
薬局から言わせてもらえばメーカーの都合は知らん!
ただただ患者さんに少しでも早く薬を渡したい。

箱は出来るだけ小さく!

出来れば、国内の主要な棚メーカー(湯山や高園?)の引き出しの高さや棚の内寸に収まるよう
箱やPTPシートの設計をしてほしい。(高園の引き出しは15cmの箱は引っかかります)

先日購入した、レボフロキサシンOD錠250mg「トーワ」は引き出しを開ける時に毎回引っかかる!

箱を切って対応しています。

塩野義製薬のメジコンとかノバミンとか箱が小さくて助かります♪
製造ラインの関係もあるとは思いますが、シートがぴったり収まる箱に入れてほしい。

後発が出そうになる→謎のOD錠発売は要らない!

配合剤も必要なの?って思う品目があるけど、後発品対策なんだろうけどOD錠はよくわからない。
オルメテック・クレストール・ユリーフ・シングレア&キプレス等
嚥下困難な患者さんには使いやすいってのはわかるけど
それなら発売当初からOD錠一本で売ってくれ。

湿布の5枚・6枚・7枚と色々ある包装はやめて~~

アドフィード40mgの6枚と7枚
カトレップパップ70mgの5枚と7枚
ゼポラスパップ40mgの6枚と7枚
ミルタックスパップ30mgの6枚と7枚
セルタッチパップ70mgの6枚と7枚
(青字はうちの薬局の採用品)
ゼポラスパップ40mg6枚包装以外全部うちに在庫がありました。
モーラスパップのように全部7枚包装に統一してくれればいいのに~

採用のない包装の処方が来る
1.処方元に疑義して変更してもらう:医師・薬剤師:面倒くさい、患者さん待たないといけない
2.取り寄せる:患者さん:すぐもらえないし二度手間、薬剤師:在庫が増える
3.患者さんの了解を得て、ばらして調剤(35枚→6枚×5袋+バラ5枚)
→患者さん:薬局で開封された薬をもらう、薬剤師:バラの湿布在庫が発生する
結局誰も幸せにならない気がします。(メーカーは売れてうれしいかもしれませんが・・・)

箱の開け方・つぶし方をもっと改善してほしい。

1.富士製薬のエルタシン軟膏(ゲンタシン軟膏のGE)
開け口のところを引き上げないといけなくて、
普通の箱のように押し込むとチューブがつぶれる!
しかも、変更不可で近所の皮膚科が処方するので採用せざるを得ない。

2.アンテベート軟膏
これ開けにくいよね~と言われることが多い気がします。
「押し上げる」ってやりづらい

3.ツムラの箱
現在の包装になってから裏に切り込みが入ったけどなんだか開けにくい・・・
上手い人がやると上手にたためるんですかね? 私は苦手。

 

毎月、お付き合いで沢山薬を買っているんだからちょっとは薬局のお話し聞いてほしいな。
逆に細かいところに気づかいのあるメーカーさんはセンスあると思う!

ブログに書くと何だかすっきり~

ストレス発散にお付き合いいただきありがとうございました。

m(_ _)m

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ABOUTこの記事をかいた人

薬局に勤める平凡な薬剤師です。 大学を卒業してから14年間、町の調剤薬局で日々患者さんと触れ合ってきました。 コミュニケーションがうまく取れず怒られることも多かったですが、 最近では「感じがいいからこっちに来た」という有り難いお言葉を頂くまでに成長。 日々、地域の方の健康のお助けをしています。 そして4歳と2歳の父でもあります。