日経新聞10月24日
京都大学の椛島健治教授らはがんの免疫治療薬「オプジーボ」が効くかどうかを、採血で判別できる手法を見つけた
オプジーボが効いた患者さんでは血液中の9型ヘルパーT細胞が増えていたそうで、これをもとに効き目が予測可能になれば高額なオプジーボを投与する患者の絞り込みにつながり、医療費節約に役立つと期待している。
と記事にあります。
オプジーボは非常に高額で2年に1度の改定を待たずに特例的に薬価の引き下げが行われようとしているお薬です。
投与が有効な患者さんは3割程度と言われていて、投与前や投与直後に判定できれば、無効のケースを極力減らすことができるかもしれません。
もちろん、すぐに臨床の判断には使われないでしょうが、非常に大きな発見だと思っています。医療費を数千億円単位で減らせる可能性のある発見。にしても静かだなぁ~