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処方してもらったお薬を無くしたらココにあることが多い!
先日、調剤した『お薬がビニール袋ごと見つからないんだけど・・・』と患者さんから電話がありました、。
調剤薬局でお仕事をしていれば、1度や2度ではなく『何度も経験したことがある』のではないでしょうか?
お薬を紛失すると2回目は自費になる
やくちちの経験上、多くのケースで患者さんから紛失の電話を受けたあと30分〜1時間くらいで
『よく探したら見つかりました!』という電話が入ります。
ただ、今回のケースでは何度かやりとりをしたものの『どこを探しても見つからない』というので
『処方箋の再発行』の話になり値段を聞かれました。
処方内容は、整形で『肩こりの薬』や『ビタミン剤』や『ビスホスホネート薬(骨粗鬆症の薬)』などを
2週間分処方です。
再発行の場合には健康保険は使えずに薬局での支払いは自費(10割負担)になります。
特に、1割負担の高齢者は普段との差額が大きく(普段の10倍)値段を言うと驚かれますね。
今回も、1割で約500円だったので、10割で5000円・・・
薬局だけでなく病院での再発行にかかる費用も自費になる
薬局での支払いだけでなく、病院で処方箋を再発行してもらうのにかかる
費用も自費になります(数千円?)
なので、お薬を紛失するとあっという間に1万円ぐらいかかってしまうのです。
今回の患者さんのその後・・・
最初に『お薬がない』という電話をいただいて、その後『自費』になるなかもしれないという旨を連絡するなど
何度か対応して1日半ぐらい経過してから・・・・
『椅子の下にありました!』という喜びのお電話
本当にお薬が見つかってよかった〜と薬局内が安堵しました。
紛失したという電話があると、どうしても心のどこかが引っかかった状態で
調剤することになるので、見つかったら薬局までご一報ください(切実)
紛失したお薬は自宅でみつかることが多い
お薬を紛失するケースでは以下の2箇所が考えられます。
- 薬局から自宅までの間
- 自宅内
①のお薬をもらって、帰宅するまでの間に落としたり
途中で寄ったスーパーなどで落とすケース。
この場合、薬袋に薬局の住所や電話番号が記載してあるので多くの場合
『見つけた人・お店が電話をくれたり』『直接薬局に届けてくれたり』します。
(連絡を受けたら薬局はすぐに患者さんに連絡します)
経験的に多いのが②の『自宅内での紛失』です。
『お薬をもらったはずなのに、いつもお薬を置く場所に無い』 と
慌てて薬局に電話してくるパターンです。
お薬を無くした!と思った時は・・・
まずは自宅内を落ち着いて探しましょう。
特に、無意識で普段と違う場所にお薬を置いてしまっていることが多いです。
その上でどうしても見つからない場合には薬局に連絡があったり、届いていることもあるので
薬局に電話したり、お薬をもらった後に買い物をしていれば
そのスーパーなどに連絡をするのもいいと思います。
(可能でれば、薬局への電話はお昼とか暇な時間だと助かります)
電話番号が変更になった場合には処方箋を出す時に
『電話番号が変わりました!』って言ってください。
いざって時に連絡がつかないことが時々あります。
お薬を紛失すると『病院での処方箋の再発行』
『薬局での薬代』が自費になるのでお薬は無くさないように気をつけましょう。
どうしても見つからない場合は自費での処方になるので、処方してもらった病院に相談を・・・
(過去にお薬を間違えてゴミと一緒に捨てたという方がいました・・・もちろん自費でした)
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