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【味見】DU薬フロモックス小児用細粒は○○○味。既に味見をしている方と同意見でした。
「DU薬って何だろう?」と思ったそこのあなた!いらっしゃいませ~
バイオアベイラビリティが非常に低く(20~30%?)服用しても、だいたいウンコになるので
通称DU薬(DAITAI UNKO)※と呼ばれる第三世代セフェム系の抗生剤の中から
フロモックス小児用細粒100mgの味見です。
※DU薬については皆さん分かりやすい記事を書いてくれているので
Googleなどで「だいたいウンコ DU」とか検索してみてください。
昔勤めていた薬局はバラ包装を採用していましたが
現在の薬局は処方頻度が低いので在庫が増えないように
バラ100gではなく分包品(0.5g×120包)で購入しています。
フロモックスに限らず、この形・茶色のプラ瓶といえば塩野義製薬のバラ100gでお馴染みですね。
金属製の蓋には棚卸に備えて『空瓶の重さ』が書いてあったりします(笑)
蓋を開け秤量する時のちょっと甘い香りを思い出すだけで懐かしい気分になれます。
では、味見の前に添付文書の添加物を見てみましょう~
添加物(添付文書より)
添付文書に記載のある添加物は以下の通り。
- 硬化油
- 低置換度ヒドロキシプロピルセルロース
- 粉末還元麦芽糖水アメ
- D-マンニトール
- ステアリン酸マグネシウム
- アスパルテーム(L-フェニルアラニン化合物)
- キシリトール
- ヒドロキシプロピルセルロース
- アルファー化デンプン
- 含水二酸化ケイ素
- 三二酸化鉄
- トウモロコシデンプン
- ポリオキシエチレン(160)ポリオキシプロピレン(30)グリコール
- 香料
甘味料を数多く使ってますね~
これから推測できるのは「多分原薬が苦い」ってことですね。
苦かったり、不味いほうがネタとしてはおいしいので大歓迎です。
実際に細粒を味わってみました
実際のフロモックス細粒はメーカーの製剤写真よりもピンクが濃い気がします。
ぺろっ・・・ん???
味はイチゴ風味でフルーティーな感じ。結構おいしい。
美味しいと言っても同じイチゴ風味のモンテルカストチュアブル各社には遠く及びません。
ただ、苦みもあまり感じなくて、「フロモックスってこんなにおいしかったんだったかな?」
「抗生剤=苦い・不味い」というイメージがあったんだが・・・
実際の味と過去の記憶(イメージ)とのギャップに戸惑っていました。
ただし!
口の中でしばらく味わっていると段々と記憶にあった苦みが出てきます。
あ~~、昔のイメージはこっちの方だった・・・って記憶がよみがえってきます。
初めは美味しく感じ時間が経過すると甘味のコーティングが溶けてしまうのか(?)苦みを感じます。
口の中で味わうことなく飲み込めば抗生剤としては美味しい部類にはいるんじゃないかな?
やはり抗生剤は時間が勝負です。
そもそも抗生剤は必要なのか?
厚生労働省・医師・薬剤師等を中心に抗生剤の適正使用が叫ばれています。
抗生剤が本当に必要なケースってそれほど多くないようですね。
うちの子供たち(3歳・1歳)は風邪をひくことも多いですが今まで抗生剤は飲んだことがありません。
処方されるのは基本的に症状を抑えるお薬が中心です
→(カルボシステイン、プランルカスト、セチリジン、アスベリン等)
それぐらい、「風邪を引いたら直ぐに抗生剤を出す」っていう時代ではなくなったのだと思います。
まぁ、職場の近くの開業医のセンセイは相変わ・・・おっと誰か来たようだ。
調剤と情報 2017年 05 月号の特集は「耐性菌を防げ! 抗菌薬の適正使用」です。
誰か買って内容を教えてくださいm(_ _)m
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味見ページのまとめ
味見のまとめページを作ってみたのでよかったら見てね~
その1回だけです。
息子はまだ抗生剤未経験