日経新聞より
治験受託の国内最大手EPSホールディングスと医薬品卸大手のスズケンが資本提携することになったそうです。
10月中に約20億円分の株式を持ち合います。
(EPSはスズケンの自己株式0.6%を、スズケンはEPSの自己株式3%を取得する。)
どちらも中国での事業を始めており、海外での治験支援・卸事業の強化をはかるほか、
国内では、治験から販売や問い合わせまで一貫して受託できる体制を作ることを目標としています。
医薬品卸の利益率は非常に少ないんです。営業利益率で1%~2%という状態。
別の会社ですが、医薬品卸大手のメディパルHDは売上高3兆円で営業利益は400億円程度、営業利益率1.4%(2016年3月)
厳しいですよね・・・
そうなると、医薬品卸が治験関係に参入、介護・薬局経営に参入、海外に展開というのは当然なのかもしれません。