パリエットのPPI抵抗性逆流性食道炎に対する維持療法 用法・用量 追加申請




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エーザイ株式会社がニュースリリースを発表。

プロトンポンプ阻害剤 「パリエット ®」について、プロトンポンプ阻害剤抵抗性逆流性食道炎に対する維持療法に関して、1回10mg 1日2回投与の用法・用量追加の承認申請を行ったそうです。

現在のパリエットの逆流性食道炎での用法用量

逆流性食道炎
逆流性食道炎の治療においては、通常、成人にはラベプラゾールナトリウムとして1回10mgを1日1回経口投与するが、病状により1回20mgを1日1回経口投与することができる。なお、通常、8週間までの投与とする。また、プロトンポンプインヒビターによる治療で効果不十分な場合、1回10mg又は1回20mgを1日2回、さらに8週間経口投与することができる。ただし、1回20mg1日2回投与は重度の粘膜傷害を有する場合に限る。
再発・再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法においては、通常、成人にはラベプラゾールナトリウムとして1回10mgを1日1回経口投与する。

申請が通ったら、維持療法でも1回10mgを1日2回使えるんですね。

使い方の幅が広がって便利なのかな?と思うのが2割

適応追加になるとジェネリックは適応が通らないから
分1で服用なら先発・後発OKで
分2になると先発のみ

ってことで面倒だな~っていうのが8割ぐらい。

パリエットの時代は終わったのか?

パリエットとオメプラールとタケプロンって以前ほど使われなくなったな~って印象です。

  • 効き目の良いパリエット
  • 安心して使えるオメプラール
  • 武田の販売力で処方の出るタケプロン

という感じだったのは遠い昔のような気がします。
そもそも、上記の3剤はジェネリック医薬品があるから、服用している人もジェネリックが多いですしね。

時代はネキシウム&タケキャブ

新規で処方されるお薬はほとんどがネキシウムかタケキャブだし・・・。

先発品のPPIの時代は終わりを迎えつつあると思う。

その中でパリエット5mg錠を発売したり、不思議な動きをするエーザイです。
エーザイさんは新薬でのPPIがないってことなのかなぁ~

プロトンポンプ阻害剤「パリエット®」 日本でプロトンポンプ阻害剤抵抗性の
逆流性食道炎に対する維持療法の用法・用量を追加申請

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薬局に勤める平凡な薬剤師です。 大学を卒業してから14年間、町の調剤薬局で日々患者さんと触れ合ってきました。 コミュニケーションがうまく取れず怒られることも多かったですが、 最近では「感じがいいからこっちに来た」という有り難いお言葉を頂くまでに成長。 日々、地域の方の健康のお助けをしています。 そして4歳と2歳の父でもあります。