薬剤師ブロガーを目指そう その1~薬剤師の書くブログに需要はあるのか? 薬剤師がブログを書くメリット・デメリットを考えてみた。~
9月5日、みやQ(@miyaq55)さんが「薬剤師ブロガー集まれ!」というブログ記事を書かれ
Twitterにて呟かれていたのでそれに乗っかってみようと思います。
はてなブログに投稿しました #はてなブログ
薬剤師ブロガー集まれ! – 「くすりや」の「現場」https://t.co/BZsD9PwsCH— みやQ(隣にレトリバー向かいに柴犬) (@miyaq55) September 5, 2017
なぜ薬剤師のブログが必要とされているのか?
2016年末に話題になった「WELQ問題」
ネット上には薬を含めて医療に関するトンデモ情報が溢れています。
だからこそ、薬剤師でブログを書ける人は正しい情報をネットに公開してほしいと考えています。
もちろん、ブログという手段でなく、TwitterだったりFacebookでの情報発信も良いと思います。
ただ、ブログはTwitterやFacebookと比べて文字数制限がなく、デザインの自由度が高いので
SNSと組み合わせてブログを書くと発信力はより強まります。
さてここで質問です。
少し前の数字ですが、平成26年12月31日時点での「届出薬剤師数」というのを厚生労働省が公表しています。
その調査によると薬剤師数は288,151人だそうです。
届出漏れの人と、調査後〜H29年までの増加分を考えても30万人台といったところでしょう。
では、「薬剤師でブログを書いている人」はどれぐらいだろう・・・?
正確な数字はわからないものの
「ブログランキング」 に登録してある数である程度の数字は推測できます。
薬剤師ブログタイムズ ブログランキング
これは「薬剤師」「薬学生」「薬局」に関するブログのランキングで
2017年9月6日現在で登録してあるブログは129件
人気ブログランキング
こちらは薬剤師に関係なく様々なカテゴリー(3000以上のカテゴリーがあります)のブログのランキングです。
2017年9月6日現在で「薬剤師」というカテゴリーに登録してあるブログは96件
薬剤師ランキング
重複して登録しているケースと、どちらのブログランキングにも登録していないケースを考慮しても
薬剤師が書いているブログは100〜300件程度ではないでしょうか?
しかも、実際に定期的に更新しているブログとなるとその中で1〜2割程度です。
(ブログランキングに登録はしてあるものの、記事の更新が1年以上されていないブログが大半です)
だからこそブログを更新し情報を発信する薬剤師さんが貴重な存在なのです。
薬剤師がブログを書くメリット・楽しいこと
お陰様でやくちちがブログ(薬剤師ときどき父)をスタートして1年あまりが経過しました。
ブログを続けてきて実際に感じたブログを書くメリットを紹介したいと思います。
- 自分の考えが整理され知識が身につく
- 記事を書くことを前提に情報を収集するので
情報の収集力・質が向上する
- 薬剤師ブロガー同士の交流も可能
- 広告でわずかながらお小遣いが手に入る
簡単に思いつくだけでもこれぐらいのメリットがあります。
自分の考えが整理され知識が身につく
文章を実際に書いてみると、自分の知識の中で曖昧な部分ってのがわかります。
そこで足りない部分を調べ補って記事にすることで
知識がより強固なものになります。
しかも記事を書くことで他の人にも分かりやすいように知識を噛み砕いて理解することができます。
記事を書くことを前提に情報を収集するので
情報の収集力・質が向上する
MRさん・MSさんが訪問してきても、「何か面白い情報があるんじゃないか?」って感じで
色々と質問をしたり、リーフレット1枚でも色々な情報を読み取ろうと努力します。
例えばMRさんがジェネリックの紹介をしにきたら
「このジェネリックは他社の製品と比べてどこが優れているのか?」って普段以上に考えます。
(もちろん、その内容はブログの記事にします)
結果として、自分の薬局での採用にもその知識は生かされて、お薬をもらう患者さんのメリットとなります。
薬剤師同士の交流も可能
一人で黙々とブログを書くのはやっぱり寂しいものです。
時にコメントがついたり、TwitterでRTやいいねされたり、やっぱり反応があると嬉しいものです。
ブログを書くことでネット上の関係がより密になります。
まだ実習生を受け入れたことがないので
薬学生の実習に関するブログとか読んでみたいですね〜
薬剤師ではなく、薬学生さんの情報発信ブログとかも面白そう!
広告でわずかながらお小遣いが手に入る
ブログの上下に広告が表示されていると思います。
レンタルサーバーでブログを運営している人はこの広告が収入の一部になっています。
有名な広告ではGoogle Adsense(グーグルアドセンス)があり主にクリック数に応じて広告費が支払われるシステムです。
公言している通り、やくちちはブログでの収益を小学校の先生の退職祝いに使う予定です。
(余裕ができれば社会が良くなる方向に使えたら・・と考えています)
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ブログを書く上で大変なこと
全てがいいことばかりではないブログ運営
ブログを書く上で大変なこともそれなりにあります。
- ブログ開設初期は記事を書いても誰も見てくれない
- 時間が足りなくなる
ブログ開設初期は記事を書いても誰も見てくれない
見てくれたとしても1日で数名程度です。
Googleなどの検索エンジンにも引っかからないのでスタート直後の勢い・熱意を
どこまで継続できるかがポイントです。
時間が足りなくなる
かといって薄い内容はなぁ〜って感じで結構時間が足りないです。
逆に、効率良く1日を使えるようになって良いかもしれません。
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とりあえず、ブログを書くことをおすすめするポイントについて今日は書いてみました。
明日は、ブログのはじめ方を書こうかなぁ〜
うちのブログはXSERVERのレンタルサーバーを利用しています。
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