東京沢井薬品の新人君が登場




当ブログで味見に使用している医薬品はメーカーからの製剤見本や自身に処方された又は購入した医薬品を使用しています。

また、医薬品を適正に使用するために医師・薬剤師の指示は必ず守ってください

以上の注意を守らずに使用して、健康に被害が発生した場合は、当ブログは一切責任を負えません。その際、治療が必要となった場合でも使用者の責任となりますので、使用方法には十分にご注意ください。

 

 

沢井製薬しか卸さないというニッチな存在の東京沢井薬品。確か、名前のわりに沢井製薬の子会社ではなかったはず。

そんな卸さんの新人が登場。新人研修ってことで色々な薬局をまわって、先発品→後発への変更とか、他の後発→サワイへ変更をお願いしているらしい。

 

そもそも、加算を算定している薬局で変更できる先発品なんてほとんど残ってないんじゃないかい?

精神科領域や抗がん剤や使用感の気になる外用ぐらい?

そしてメーカー変更も既に服用している患者さんにとって殆どメリットがないので基本的にはしないですね。

10人が既に別メーカーの薬を飲んでいたとして、9人が沢井になって、1人は前のがいいって言ったら両方在庫を置かないといけないですし・・・

薬局にとってもメリットは少ない。

値段を頑張るって言っても、沢井だから安くならないし、結構厳しそうな予感。

店舗の採用だけじゃなくって、近隣(遠くでもOK)での薬局M&Aの様子、介護施設の様子とか、診療報酬改定の速報とかそういった情報が私は欲しいんです。

薬をただ運んでくるだけの卸さんはいらないですよ。

 

分からなくもないが新人君は余りに薬を知らなすぎる。そして「新人なので~」って言われるとイラッとする。

「若いんだから、もっと他社の事も勉強しなさい」~ってアドバイスしようと思ったら忙しくて帰ってしまった。

午前中の忙しい時間に薬局に来ちゃいけないですよ。

クリニックもそうですが薬局の訪問はお昼過ぎがベスト!

若者は応援したくなるんですが、うちの沢井製品は私&本社のお気に入りMSさんから取っているので、残念ながら変更はないです。

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ABOUTこの記事をかいた人

薬局に勤める平凡な薬剤師です。 大学を卒業してから14年間、町の調剤薬局で日々患者さんと触れ合ってきました。 コミュニケーションがうまく取れず怒られることも多かったですが、 最近では「感じがいいからこっちに来た」という有り難いお言葉を頂くまでに成長。 日々、地域の方の健康のお助けをしています。 そして4歳と2歳の父でもあります。