漢方って飲みにくくないですか?




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漢方薬ってにおいが臭いし味が苦くて飲みにくいですよね?

多くの方がそういうイメージを持っていると思います。

 

確かに、漢方に含まれる成分でどうしても味がまずくなってしまうものもありますが

体調や症状によって感じる味が微妙に変わるのも漢方の面白いところです。

扁桃炎・扁桃周辺炎に用いられる桔梗湯という漢方があります。

以前、のどがすごく痛くて扁桃腺が腫れている時に飲んだところ、すごく甘みを感じたのです。

むしろ、口の中で漢方と少量の水を含んで、そのまま喉に浸透させるような感じで甘味を感じていました。

少し専門的な話になりますが、この桔梗湯という漢方にはキキョウとカンゾウという2種類しか生薬は含まれていません。

この、カンゾウという生薬は感じで書くと「甘草」と書くのですが、読んで字のごとく甘いのです。

ですので、醤油やお菓子の甘味料としても使用されるほどで、漢方の苦さの軽減に少し役立っているのだと思われます。

さて、この桔梗湯は不思議な事に普段飲むとそれほど甘く感じないのです。

漢方は西洋薬のようにどうして効いているのか?など不明な部分も非常に多いのですが

体が欲しているとき・必要な時には漢方も美味しく感じる(飲みやすく感じる)こともあるのです。
ただしこの甘草は多く摂りすぎると、偽アルドステロン症という副作用を起こすことがあります。

主な初期症状としては、手足の力が抜ける、力が弱くなる、血圧が上がるなどの状態が認められます。
漢方の多くの処方にこの甘草は含まれます。

処方してもらうときは医師、薬剤師に必ず飲んでいる薬は伝えてください。

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ABOUTこの記事をかいた人

薬局に勤める平凡な薬剤師です。 大学を卒業してから12年間、町の調剤薬局で日々患者さんと触れ合ってきました。 コミュニケーションがうまく取れず怒られることも多かったですが、 最近では「感じがいいからこっちに来た」という有り難いお言葉を頂くまでに成長。 日々、地域の方の健康のお助けをしています。 そして2歳と1歳の父でもあります。