【薬剤師が味見してみた】プレガバリンOD錠「オーハラ」はどんな味?【2020年12月収載予定】




当ブログで味見に使用している医薬品はメーカーからの製剤見本や自身に処方された又は購入した医薬品を使用しています。

また、医薬品を適正に使用するために医師・薬剤師の指示は必ず守ってください

以上の注意を守らずに使用して、健康に被害が発生した場合は、当ブログは一切責任を負えません。その際、治療が必要となった場合でも使用者の責任となりますので、使用方法には十分にご注意ください。

 

今回は2020年12月に薬価収載予定のプレガバリンOD錠「オーハラ」の味見を行いたいと思います。
オーハラ」の屋号を販売している”大原薬品工業株式会社”は(確か)原薬を製造している企業のイメージです。
今回のプレガバリンOD錠はインドで原薬を製造しているとMRさんが言っていた気がします。
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2020年12月発売のプレガバリンOD錠の中で初めての製材見本なので
ブログのリハビリを兼ねて味見をしてみたいと思います。

プレガバリンOD錠ってどんな薬?

プレガバリンの先発品ファイザーが製造販売している”リリカ”で
カプセルは2010年6月、剤形追加という形でOD錠は2017年6月にそれぞれ発売されています。

神経障害性疼痛線維筋痛症に伴う疼痛という適応を持つお薬で
整形外科の痛みに多く処方されるほか、皮膚科では帯状疱疹後の神経痛などに処方されるケースを時々見かけます。

作用機序

プレガバリンは中枢神経系において電位依存性カルシウムチャネルの機能に対し
補助的な役割をなすα2δサブユニットとの結合を介して、カルシウムチャネルの細胞表面での発現量及び
カルシウム流入を抑制し、グルタミン酸等の神経伝達物質遊離を抑制することが示唆されている。
さらに、プレガバリンの鎮痛作用には下行性疼痛調節系のノルアドレナリン経路及び
セロトニン経路に対する作用も関与していることが示唆されている。(添付文書より)

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先発品のリリカの薬価はカプセルとOD錠共に同薬価で以下の通りです(2020年10月時点)

  • 25mg: 65.2円
  • 75mg:108.8円
  • 150mg:149.6円 
2020年12月収載品目の中で一番大型の製品だけあって20社近いメーカーが発売を検討しており
10社を超える場合には先発品薬価の0.4倍程度になると予想されます。
続けて服用する方にとっては安くなるのは嬉しいですよね!

実際に味見してみた

それでは、実際に味見・・・の前にPTPシートをみてみましょう。
PTPシートの雰囲気は先発品のリリカODと似たシートデザインになっています。
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後発医薬品では当たり前になりましたが、レーザー印字オーハラは両面印字)となっています。
先発品のリリカOD錠は刻印です。
やくちち
一包化が多い薬局ではレーザー印字だと監査の時に助かりますよね!
さて、気になる味ですが・・・
味見
風味はなく甘味料で甘みをつけた味です。
先発品のリリカOD錠ゆず風味という斬新な味でしたが、プレガバリンの苦味が後味として残り
口の中で溶けますが、その前に飲み込む方がいいですよ!」という指導をしたくなる味でしたが
オーハラのプレガバリンはそれよりも苦味はマスキングできている印象です。
ゲスちち
口の中で溶けますが、その前に飲み込む方がいいですよ!
ただ、原薬の苦味はやはり強く、口の中で味わっていると苦味で唾液が出てくるような感じです。
溶けるまでは比較的時間がかかり、75mgが完全に溶けるまでは約45秒ほどかかりました。

味見をして感じたこと・その他

現時点では1社の味見しか行っていないので、美味しい・まずいという評価は難しいですが
以前味見をした先発品のリリカOD錠よりも苦味はマスキングできていると感じました。

ただ、苦味は有効成分の量に応じて強くなるので、今回味見を行った75mgではなく
150mgの場合にはもう少し苦味を感じる可能性はあります。

また、個人的にはOD錠ではなく、苦味を感じないようにフィルムコーティングをしてくれた方が
評価は高いんだけどな・・・という感想です。 

類似薬の過去記事

先発品のリリカOD錠の味見は以下の記事で紹介しています。
よかったら見てみてね~
 
最後まで記事を読んで頂きありがとうございました。

味見ページのまとめ

味見のまとめページを作ってみたのでよかったら見てね~

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薬局に勤める平凡な薬剤師です。 大学を卒業してから14年間、町の調剤薬局で日々患者さんと触れ合ってきました。 コミュニケーションがうまく取れず怒られることも多かったですが、 最近では「感じがいいからこっちに来た」という有り難いお言葉を頂くまでに成長。 日々、地域の方の健康のお助けをしています。 そして4歳と2歳の父でもあります。