【薬剤師が使ってみた】ケナログとオルテクサー口腔用軟膏の使用感の違いは?




当ブログで味見に使用している医薬品はメーカーからの製剤見本や自身に処方された又は購入した医薬品を使用しています。

また、医薬品を適正に使用するために医師・薬剤師の指示は必ず守ってください

以上の注意を守らずに使用して、健康に被害が発生した場合は、当ブログは一切責任を負えません。その際、治療が必要となった場合でも使用者の責任となりますので、使用方法には十分にご注意ください。

 

2019年3月末で経過措置が修了するケナログ口腔用軟膏
代替品としては製造販売元:ビーブランド・メディコーデンタル
販売元:日本ジェネリックである
オルテクサー口腔用軟膏が同一成分(トリアムシノロンアセトニド)の塗り薬になります。
(トリアムシノロンアセトニド)
 
『ケナログ』が多く使われていただけあって、販売中止のお知らせがくるまで
オルテクサーというお薬があることすら知らなかった人も多いのではないでしょうか?
 
Ba7715ebdfe5b25ae950ab65dbaea7d2
 
今回は、ケナログとオルテクサーを使用してみて使用感の違いなどあるのか?調べてみたいと思います。
 
やくちち
今までケナログを愛用していた患者さんに使用感とか味を投薬の時点で伝えたら
多少違いがあっても違和感なく切り替えてもらえそうですよね~~

 

スポンサードリンク


 

添加物などを比較してみましょう

 
実際に味見・・・じゃなくて、使用する前に両者の添加物を比較してみたいと思います。
 
ケナログの添加物
  • ゼラチン
  • カルメロースナトリウム
  • プルラン
  • ゲル化炭化水素
プルランってあまり聞いたことがなくて調べてみたら「水溶性多糖」だそうです。
詳しくは食品素材事業サイト(https://www.food.hayashibara.co.jp/product/pullulan/)を参考にしてみてください。
 
オルテクサーの添加物
  • ゲル化炭化水素
  • カルメロースナトリウム
  • サッカリンナトリウム水和物
  • 香料
ゲル化炭化水素とカルメロースナトリウムは両方ともに含まれているようです。
オルテクサーは甘味料(?)のサッカリン香料が含まれているので味とかするのかな?と少し期待してしまいます。
 
ふぁるめど
やっぱり味見する気マンマンじゃないですか!!!
 

実際につけてみた

実際につけてみる前に両者の比較をしてみましょう。
拡大してみると・・・
オルテクサー(上)の方が少し白く、やや見た目はザラザラしていそうな雰囲気
ケナログ(下)はオルテクサーと比べると、やや黄色い透明感のある軟膏です。
実際に使ってみた。
実際に使用したところ、使用感については両者はかなり似たような感じでした。
ケナログの方が見た目がザラザラしていましたが、思ったほど『ざらつき』は気になりませんでした。 

に関しては、やっぱりオルテクサーの方が少し甘みを感じます。

 
やくちち
やっぱりサッカリンの味ですかね〜
 
 ただし、ケナログもオルテクサーも塗り心地は口の中に非常に残る感じで『悪い』です。
(多分、添加物に含まれるカルメロースナトリウムのためと思われます)
ゲスちち
外用薬だけあって、甘みは感じるものの美味しくはないですね〜

オルテクサーの注意点

 
ケナログは2gと5gが販売されていたが
オルテクサー口腔用軟膏は
5gチューブ(1本売りのみ)の販売のみになります。
 
093dafbd50d1ce8a4638076eff81b54f
 
今まで2の倍数で処方していたクリニックや歯科医院があったら、早めに連絡して
5の倍数に変更してもらいたいですね。
 
ケナログを販売していたブリストル・マイヤーズ スクイブと言えば最近ではオプジーボなど
癌領域や肝炎の薬などを積極的にプロモーションしているメーカーの1つですね。
1本数百円のケナログは販売を続けるメリットがなかったのかもしれません。
 
これからは、ケナログ→オルテクサー口腔用軟膏になります。
ケナログの在庫がある薬局はご注意を〜〜
 
最後まで読んでいただきありがとうございました。
 

スポンサードリンク


面白かったらシェアしてね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

ABOUTこの記事をかいた人

薬局に勤める平凡な薬剤師です。 大学を卒業してから14年間、町の調剤薬局で日々患者さんと触れ合ってきました。 コミュニケーションがうまく取れず怒られることも多かったですが、 最近では「感じがいいからこっちに来た」という有り難いお言葉を頂くまでに成長。 日々、地域の方の健康のお助けをしています。 そして4歳と2歳の父でもあります。