腹痛の症状が改善しないので大建中湯を飲んでみました。
効能としては「腹が冷えて痛み、腹部膨満感のあるもの」となっているので症状には比較的フィットしていると思い選択。
組成
本品15.0g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス1.25gと日局コウイ10.0gを含有する。
日局カンキョウ 5.0g
日局ニンジン 3.0g
日局サンショウ 2.0g
味のポイントはカンキョウ
カンキョウは漢字では「乾姜」と書きます、つまり(蒸して)乾燥させたショウガです。
漢方等に含まれるショウガには、生のままの生姜と、蒸して乾燥させた乾姜、蒸さずに乾燥させた乾生姜という3種類があるそうです。(乾生姜ってあまり見かけない気がしますが・・・)
「生姜」は体の表面的な部分、「乾姜」は体の深いところを温めるといわれています。
生姜は天日で干すと、太陽の陽気を浴びて水分が減り、辛味成分も増えて温める力が強くなります。
そんな乾姜、やっぱり漢方に入っていると結構辛い。というか口の中に水と一緒に含んだ瞬間に乾姜が入っている!って強く主張してきます。