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【味見】リベンジなるか!?クラリスロマイシンD.S「サワイ」の味見をしてみた【日医工は残念だった】
昨日はクラリスロマイシンドライシロップ10%「日医工」で痛い目にあったので
今日は味つけには若干期待している沢井製薬のクラリスロマイシンD.Sを味見してみます。
先発品&日医工の味見をしてみて改めて感じた事は「この薬で薬嫌いのお子さんを何人誕生させたんだろう???」ってくらい後味が悪い(苦い)です。
調剤薬局の薬剤師さんも積極的に味見をして、「美味しい粉薬で調剤できるようにならないと~~」と心底感じています。
どんなに効果が優れたお薬でも、お子さんが嫌がってお薬を飲まなかったらAUCは0ですからね・・・
今日は残念なポイントから見てみましょう
早速、残念なポイントから解説しましょう。
パッケージがでかい!
先発品のクラリス・クラリシッドD.Sが細長くて省スペースだったのに比べて
幅は約1.5倍となっています。
大体、先発品の3連の分包品で沢井の2包ぐらいの幅です。
この辺りは改良の余地ありだと思います。
- クラリスロマイシンD.S「サワイ」:1包=49mm(約1.5倍)
- クラリスロマイシンD.S「日医工」:1包=32mm
粉は先発品と異なり、白い粉(後発品で色付きは少ない)です。
早速味見をしてみました
香りはストロベリーです。先発品がストロベリーなのに合わせてか
ストロベリーの芳香を選んでいるメーカーが多いようです。
正直なところ、先発と同じ香りにするのは良いと思いますが
あの苦さを味わっていると若干トラウマになる香りでもあります。
口に入れた瞬間・・・
・・・ん???
甘い!?そして、粒子が思ったよりも細かく揃っているのです。
日医工の製品はざらつくような感じがあったのですが
沢井のクラリスロマイシンD.Sは明らかに舌触りがなめらかで違います。
粉の細かさで言えば微粒と細粒の中間ぐらいの印象です。
そして、口の中で時間をかけて味わっても甘いんです。
正直言って、これは先発品よりもいける!
そう思って水を飲むことなく唾液で飲み込んでみました。
後味も比較的良好~♪苦みも少ないと感じました。
(日医工と比べて)
ただし・・・・
飲み込んだあとしばらくして喉の奥のほうが苦かったですね。
水無しで味わった上で飲み込んだのでコーティングが溶けたのかな?と考えられますが
今まで味見をした2製剤(クラリスD.S、GEの日医工)と比べて飲みやすい。
これ、素早くで水や酸味の無いジューズなどで粉を流し込めば苦みを最小限に抑えられるんじゃないかな?って思います。
味付けが上手なメーカーは?
小児用細粒やドライシロップの味付けといえば高田製薬という印象がありますが
沢井製薬もなかなか味付けに関しては上手だと思います。
沢井製薬の製品の素晴らしい(?)ところはメディセオの東京南ALCで分割(0.5g×3包単位)で購入できることです(沢井というよりもメディセオの対応が素晴らしい)
高田の分割って扱っていないので0.5g120包(60g)が最小包装なんですよね~
沢井製薬の通常の包装はやはり、バラ100gと0.5g×120包の2種類です。
聞いた話によると高田製薬のクラリスロマイシンD.Sはバナナ風味らしく
これも味見してみます(見本をもらってあります)
味見しました。
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味見ページのまとめ
味見のまとめページを作ってみたのでよかったら見てね~