気になった適応追加・販売中止・添付文書改定等(1月6日)




当ブログで味見に使用している医薬品はメーカーからの製剤見本や自身に処方された又は購入した医薬品を使用しています。

また、医薬品を適正に使用するために医師・薬剤師の指示は必ず守ってください

以上の注意を守らずに使用して、健康に被害が発生した場合は、当ブログは一切責任を負えません。その際、治療が必要となった場合でも使用者の責任となりますので、使用方法には十分にご注意ください。

 

気になった適応追加・販売中止・添付文書改定等(1月6日)

イミグランのAG スマトリプタン錠 50mg「アスペン」 発売は1月16日

スマトリプタン錠 50mg「アスペン」 新発売に関するお知らせ

イミグラン錠のAG(オーソライズド・ジェネリック医薬品)です。
これでアスペンジャパングラクソ(GSK)のAG販売3品目目になります(バラシクロビル、パロキセチン
包装は12錠(6錠×2)のみで、薬価は他のGEと同じ329.8

ジェネリックといえば沢井のようにアスペンといえばAGと言われるぐらいAGに特化すると伸びそうな予感。
まだまだ知名度が足りてないですね。

ただ、他のAGと異なっていてGSKの子会社や関連会社というわけではなく
販売権を取得してGSKのAGを発売しているようです。
今後、どこまでGSK以外のAGも発売できるかがポイント

※わんこずき様情報ありがとうございます

中央社会保険医療協議会の開催について

厚生労働省ウェブサイトより

開催日時
平成29年1月11日(水)
9時00分 ~ 10時00分(目途)
薬価専門部会
10時00分(目途) ~ 10時30分(目途)
調査実施小委員会
10時30分(目途) ~ 12時00分
総会

はい、来週の水曜日ですね。資料は協議会開催に合わせてウェブに公開される予定なので
11日の午後は要チェックです。
今年は診療報酬改定の年ではありませんが、2018年4月の改定に関する話も今後出てくると思います。

オプジーボ®点滴静注治癒切除不能な進行・再発の胃がんに対する効能・効果に係る製造販売承認事項一部変更承認申請

オプジーボ®点滴静注(一般名:ニボルマブ)治癒切除不能な進行・再発の胃がんに対する効能・効果に係る
製造販売承認事項一部変更承認申請

2017年もオプジーボという名前は嫌って程聞きそうな予感です。
薬価制度云々っていうのを語らなければ、オプジーボって薬そのものは本当にいい薬なんだろうなって~思います

どこまで適応拡大するんだろう???

肥満症治療剤lorcaserin 全世界における開発・販売に関する全ての権利を獲得

肥満症治療剤lorcaserin 全世界における開発・販売に関する全ての権利を獲得

アメリカではBELVIQ(ベルヴィーク)という名前で発売されているお薬です。
今後は全世界で開発、申請ならびに販売に関して、単独で意思決定および実行が可能となるそうです。

「BELVIQ」は、米国において、Body Mass Index(BMI)が 30kg/m2以上、あるいは少なくとも 1 つ以上
の体重に関連する合併症を有する BMI が 27kg/m2以上の成人患者様の体重管理を目的とした食事療
法と運動療法に対する補助療法として 2012 年に米国食品医薬品局(FDA)より承認され、2013 年 6 月
から発売されています。また、韓国において 2015 年より、アリーナ社が契約した代理店から販売されて
います。2016 年には 、メキシコとブ ラジルにおいて新薬承認を取得してお り 、メキシ コでは
「VENESPRI®」の製品名で上市する予定です。さらに、2016 年に、米国において、1 日 1 回投与が可能
となるよう設計された徐放性製剤「BELVIQ XR」の承認を取得しました。

日本では肥満の薬は当分出ないだろうな~

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ABOUTこの記事をかいた人

薬局に勤める平凡な薬剤師です。 大学を卒業してから14年間、町の調剤薬局で日々患者さんと触れ合ってきました。 コミュニケーションがうまく取れず怒られることも多かったですが、 最近では「感じがいいからこっちに来た」という有り難いお言葉を頂くまでに成長。 日々、地域の方の健康のお助けをしています。 そして4歳と2歳の父でもあります。