今日はモンテルカストOD錠10mg「武田テバ」の味見してみます。
昨日のレボフロキサシンOD錠「トーワ」の悲惨な記憶が鮮明に残っている中
製剤見本を飲むことに何の抵抗もないので、身をもって味見をして皆さんにお伝えしていこう所存です。
ブログのネタとしても美味しいです
錠剤はレーザー印字ではなく通常の刻印、大きさはシングレアの普通錠とほぼ同じぐらいだと思います。
ここが良い!モンテルカストOD錠「武田テバ」
味はオレンジ風味でお菓子のラムネみたいで美味しい!
しかも、口の中で溶かした後でも後味すっきり!
口の中で溶けるのにかかった時間を計測したら27秒!(タカタは20秒)
(薬剤師ときどき父調べ)
先日味見したモンテルカスト「タカタ」のバナナ味は甘味、武田テバはすっきり感を感じました。
どちらの味が好みか?と聞かれたら、武田テバのを選びます。
ここが残念!武田テバ! 武田テバが苦しい4つの理由
- AG(キョーリンリメディオ)が市場の大部分を確保している
(武田テバに限らずモンテルカストのすべてのGEメーカー) - メーカーの安定供給に疑問符がついている(カルボシステイン等)
(「武田テバファーマがおかしい・・・」って思っている人いませんか?)
- 薬価差益も期待できない
安ければ(薬価差益が出れば)それだけで採用という薬局も多いのではないでしょうか?
テバ製薬のころはソコソコの値段が出ていたようですが
武田の冠がついてからは「値段はあまり出ないですね」とMSさんに言われました。 - 謎のPTPシート
「これ、見本品・味見本ですか?」と思わず聞きたくなる真っ白なPTPシート。
もちろん、裏側には製品名や屋号が記載されているのですが、OTCみたいな雰囲気があります。
中の錠剤が全く見えない状態なので、既に飲んだのを勘違いして「入ってなかった」とかいうクレームが来そうな予感。
先発のシングレアODとかは表からは見えないけど、飲んだら裏を剥がすから、わかると思う。
製剤自体はよくできていると思うんですが、販売環境が今一つ・・・。
味見ページのまとめ
味見のまとめページを作ってみたのでよかったら見てね~