火のないところに煙は立たない




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私の務めている薬局は3年ほど前に今の会社に買収された薬局です。

買収前1年弱と買収後は現在まで管理薬剤師をやっています。

 

買収の話が管理薬剤師(現場スタッフ)にある前から異変はありました。

9月に現場へ買収の話があった(と思う)のですが、その半年くらい前から本社の動きがおかしかったです。

・本社への患者さんの一部負担金の送金をすぐにしてほしいと言われる(前日の入金を翌日の朝です)

・卸さんから、「支払いの金額が間違ってますよ~」とか「支払いが遅れてるみたいでまだ入金の確認ができてないです」っていうのを聞くようになります。

最初はミスかな?って思ったんですが、何件もあると流石におかしい、経営が苦しいのでは?っていう感じを受けました。

支払い遅延を繰り返すと、卸が納品してくれなくなります。

卸のMSさんに電話すると、「事情があって納品できないんです」って言われます。

ってか、むしろ月末に大量に預けていった薬を、早く返品してくれって取りに来ます。

あぁ・・・ついに薬を納品してもらえなくなったのか・・・って落ち込みますね。

まぁ与信管理としては必要なことなんですが、手のひら返しのようであの時は寂しかったですね。

 

そのまま2~3ヶ月すると、他の薬局に売りたいんだけどと社長から喫茶店に呼び出され話があったんです。

経営が苦しいのは十分にわかっていたので、相手方の条件「薬剤師は原則そのまま残る」という案が通って

無事に買収されるように私も了承しました。

買収後はスタッフが何だかんだで減ってしまい人件費の面では大きく数字が改善しました。

それでも処方箋枚数も前年比10%増を毎年達成して、買収前よりも5割以上忙しくなっています。

 

薬局の経営が傾くときに一番最初は経営者が気が付きますが、管理薬剤師もその直後に気が付けると思います。

その為に、買収後には1ヶ月の処方箋枚数、営業日数、1日あたりの平均枚数、調剤単価、技術料単価、医薬品の使用金額、購入金額などを

エクセルにまとめ、月々の数字の動きを現場なりに把握するようにしています。

小さい薬局ですが、月々の粗利益300万円を維持できています。

会計の勉強も少しずつしていっています。

どういった数字・指標を使ったら薬局の実力を客観的に判断しやすいのかは日々模索中。

受けている診療科の内容を変数みたいにして扱えると数値化しやすいんですが、なかなか難しいです。

内科の処方箋1枚と整形の処方箋の1枚の技術料単価の比較と実際の調剤の手間の比較とかですね・・・

簡単に出来るといいのですが・・・いい勉強になっていると思います。

 

管理薬剤師として、全く知らなかったとすれば、もっと数字を把握しないといけないということです。

現場にいて、数字をしっかりと見ていれば煙が立つ前に分かるはずです。

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ABOUTこの記事をかいた人

薬局に勤める平凡な薬剤師です。 大学を卒業してから12年間、町の調剤薬局で日々患者さんと触れ合ってきました。 コミュニケーションがうまく取れず怒られることも多かったですが、 最近では「感じがいいからこっちに来た」という有り難いお言葉を頂くまでに成長。 日々、地域の方の健康のお助けをしています。 そして2歳と1歳の父でもあります。