【2017年12月〜2018年1月発売予定】武田テバファーマの注目ジェネリックはこれだ!




当ブログで味見に使用している医薬品はメーカーからの製剤見本や自身に処方された又は購入した医薬品を使用しています。

また、医薬品を適正に使用するために医師・薬剤師の指示は必ず守ってください

以上の注意を守らずに使用して、健康に被害が発生した場合は、当ブログは一切責任を負えません。その際、治療が必要となった場合でも使用者の責任となりますので、使用方法には十分にご注意ください。

 

【2017年12月前後に発売予定】武田テバファーマの注目ジェネリックはこれだ!

薬価収載は2017年12月ですが、発売は2018年1月末を予定しているそうです。タイトル、本文中の記載を修正いたしました。

2018年1月に発売予定のジェネリック医薬品
お盆中に承認が取れたようで、早速メーカーさんが動いていますね。
今回は武田テバファーマの注目品を見ていきましょう。

意外と少ない!?武田テバファーマの新規発売

2017年12月〜2018年1月に発売予定の品目は3品目

  • フェノフィブラート錠「武田テバ」
    128332ef7f2dabcc2ebebdee852a5df6
  • ロスバスタチン錠「武田テバ」 (製造販売取得:武田テバ薬品株式会社)Bcfb0ad85fb0e0e72bdba819ed06aa17
  • ロスバスタチンOD錠「TCK」(製造販売取得:辰巳化学株式会社)378f93473f00a88ddbe412a47a420d57

意外なことにオルメサルタン錠・OD錠は発売しないようですね。
ただ、大型品は20社以上が発売するでしょうし、9月には第一三共エスファのAGが先行発売になるので
あえて参入が少ない品目に注力するのも良いのではないでしょうか。

ちなみに、ロスバスタチンの普通錠は「武田テバ」の屋号、OD錠が「TCK」の屋号ですね・・・
MRさんに聞いた話では、元々普通錠しか発売する予定がなかったそうで
最近になって「OD錠の需要もありそうだから〜!」ってことで
急遽、辰巳化学の屋号をかりて販売することになったそうです。

注目すべきはフェノフィブラート錠「武田テバ」

3種類の中で注目すべきはフェノフィブラート錠です。
先発品はマイランのトライコア錠あすか製薬のリピディル錠が併売です。

調べてみると、12月発売のフェノフィブラート錠の後発品は武田テバのみです。
1月発売になるらしい・・・)
先発品のリピディル錠を同じ武田系列のあすか製薬が販売しているのも関係しているのかな?
AGではないようです)

128332ef7f2dabcc2ebebdee852a5df6

クレストールやオルメテックほど使用量はないけど、後発率を下げないためにも
「こりゃ採用するしかないな〜」って感じですよね。

薬価や包装単位は?

薬価はまだ発表になってはいませんが、おおよそ先発品の半額程度になるのではないでしょうか?
先発品の薬価は以下のとおり。(2017年8月時点)

  • トライコア錠53.3mg:28.40円
  • トライコア錠80mg:36.90円
  • リピディル錠53.3mg:28.4円 
  • リピディル錠80mg:37.0円 

フェノフィブラート錠「武田テバ」の包装単位は

  • PTP100錠
  • PTP500錠
  • バラ500錠

の3種類。

140錠包装があれば言うことなしだったのですが、そこはちょっとだけ残念・・・。

スポンサードリンク


発売になったら、100錠の包装で採用だな〜

あなたの薬局は採用する?

やくちち
リピディルとトライコアの名称違い併売を駆逐したい!

スポンサードリンク


ABOUTこの記事をかいた人

薬局に勤める平凡な薬剤師です。 大学を卒業してから14年間、町の調剤薬局で日々患者さんと触れ合ってきました。 コミュニケーションがうまく取れず怒られることも多かったですが、 最近では「感じがいいからこっちに来た」という有り難いお言葉を頂くまでに成長。 日々、地域の方の健康のお助けをしています。 そして4歳と2歳の父でもあります。