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【2018年1月発売?】リピディル・トライコアのジェネリックが出るって?
先日、来局した武田テバファーマのMRさんから
ロスバスタチンの製剤見本とともに、『フェノフィブラート錠』の製剤見本をもらいました。
OD錠ではないので味見はできないけれど
先発品と比べてみると色々な違いに気がついたので記事にしてみます。

先発品と比べてみよう
左から『トライコア』・『フェノフィブラート』・『リピディル』の順で並べてみました。
フェノフィブラート錠53.3mg「武田テバ」の見た目

PTPシートの小ささが目を引きますね。
フェノフィブラート錠80mg「武田テバ」の見た目

こちらのPTPは各社ほぼ同じサイズ
どちらの規格も見た目は『あすか製薬のリピディル錠』に似たデザインになっています。
錠剤の大きさは?
錠剤の大きさは先発・後発でほぼ同じです
- トライコア・リピディル53.3mg:直径:7.5mm・厚さ:3.4mm
- フェノフィブラート53.3mg「武田テバ」:直径:7.5mm・厚さ:3.4mm
- トライコア・リピディル80mg:直径:8.5mm・厚さ:4.0mm
- フェノフィブラート80mg「武田テバ」:直径:8.5mm・厚さ:3.9mm(▲0.1mm)
先発品よりも優れている点・期待できそうな点
箱が小さい可能性がある
フェノフィブラート錠53.3mg「武田テバ」のPTPシートは
先発品と比べるとかなり小さいので、細長い先発品の箱よりも小さくなる可能性があります。

80mgのシートサイズは先発品とほぼ同じですが
こちらも箱が小さくなるといいな〜と心の底から思っています。
レーザー印字対応
後発品では当たり前になった、『レーザー印字』がフェノフィブラート錠「武田テバ」には採用になっています。
一包化している薬局では、印字が見やすくて良いのではないでしょうか?
ちなみに、両面ともに製品名と含量が印字されています。

PTPシートにも細かな工夫が!
1錠ずつ切り離したとしてもどの製品か?分かるピッチコントロールはもちろん
PTP裏面は2錠ずつ切り離してもGS-1コードが読み取れるようになっています。
(薬効は10錠シートで裏面3箇所に記載)

発売予定は?
2017年12月収載品ですが、安定供給の関係で販売は2018年1月にずれ込むという情報が入っています。
同時に発売する会社が他にないために、フェノフィブラート錠に関しては『武田テバファーマが独占状態』が予想されます。
後発率の安定や先発併売品の一本化もはかれるので採用し積極的に変更する予定です。
とは言え、クレストールやオルメテックほど処方が多くないので、採用しない薬局も一定数ありそう・・・
何より、フェノフィブラート錠が発売予定なのを知らない薬局も多そうです。
武田テバファーマの12月収載予定品の記事も書いているのでよかったらどうぞ〜
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発売してしばらくしたら供給が不安定になり2018年の3月末に出荷調整のお知らせがでましたね〜
結局、出荷調整解除は2018年8月27日という情報がtwitterで投稿されました。

半年近く、流通が悪かったというのは非常にメーカーのイメージが悪化しましたね。

どうなる武田テバ?
引っかかって 箱の上部が潰れるんですよね〜