【2018年12月発売予定】ルミガン点眼の後発品がついに登場!!!




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【2018年12月発売予定】ルミガン点眼の後発品がついに登場!!!

ついに11月になりましたね~
少し気が早いですが、12月に発売予定のジェネリック医薬品を今回は見ていきたいと思います。

今回注目するのは緑内障・高眼圧症の点眼薬である、「ルミガン点眼液0.03%」のジェネリック医薬品です。

ルミガン点眼液ってどんな薬???

まずは先発品であるルミガン点眼液をチェックしてみましょう。

製造販売元:千 寿 製 薬 株 式 会 社
販 売:武田薬品工業株式会社

ということで、武田系列の製品になります。

すっかり忘れていて、大手卸S社に発注したのは誰だい???
やくちち
・・・・・・

成分は「ビマトプロスト」です。

ふぁるめど
アイファガン、ガチフロ、ソフティア、ティアバランスやブロナック・・・
など、三角形の点眼瓶のイメージが強いですよね~

作用機序としては「ビマトプロストはプロスタマイド受容体(PM受容体)に作用し
ぶどう膜強膜流出路を介した房水排出を促進することより眼圧を下降させる」と考えられているそうです。

眼科の門前薬局でなくても1~2人は処方されている印象のあるお薬です。
緑内障の点眼は薬価が高いということで患者さんの負担になっているのも事実で
ルミガン点眼の薬価は910円/mL(2018年4月時点)なので、2.5mL1本だと2275円になります。

やくちち
12月13日に発表になり薬価は390.7円/mLになりました。(新薬創出加算の関係?)

先発品の42.9%のようです。

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薬価収載はされていませんがルミガンと同じ成分(ビマトプロスト)で
グラッシュビスタという睫毛貧毛症(しょうもうひんもうしょう)のお薬もあります。

ちゃんさか
まつげに塗って、太くしたり長くしたりするお薬ですね!

ジェネリックを発売したのは5社

2018年12月にビマトプロスト点眼の発売を準備しているのは以下の5製品です。

  • ビマトプロスト点眼液0.03%「TS」
    (製造販売元/テイカ製薬株式会社)
    (販売元/株式会社日本点眼薬研究所)
  • ビマトプロスト点眼液0.03%「ニットー」
    (発売元/日東メディック株式会社
    (製造販売元/東亜薬品株式会社)
  • ビマトプロスト点眼液0.03%「SEC」
    (発売元/参天製薬株式会社)
    (製造販売元/参天アイケア株式会社)

    (製造販売元/参天アイケア株式会社)
  • ビマトプロスト点眼液0.03%「わかもと」
    (製造販売元/わかもと製薬株式会社)
  • ビマトプロスト点眼液0.03%「日新」
    (製造販売元/日新製薬株式会社)

(PMDAの添付文書検索より)

ふぁるめど
千寿製薬が発売を見送ったようで・・・(M様、情報ありがとうございます)

添付文書をチェックする限り、どのメーカーも2.5mL×5本と10本入りを発売予定のようです。

さぁ、どのメーカーを採用しよう???

点眼の採用ってすごく難しいですよね~
実際に使ってみて刺激性があったりすると先発品に戻りそうですし
地味に気になるのが「ボトルの押しやすさ」ですかね~

9月に開催された、日薬の学術大会のポスター発表P-08-10:点眼薬の形状による利便性調査とその課題)でも
容器の形での使いやすさの検討をされていたので、そういった発表を考慮するのも良いかと思います。

無難さを求めるなら「参天アイケア株式会社」

思考停止と言われてるかもしれませんが、無難さを求めるなら「参天アイケア株式会社」(屋号:SEC)ですかね~
参天の点眼でお馴染みのディンプルボトルがビマトプロスト点眼にも採用されています。

やくちち
「1滴の量が先発品と同じになるように・・・」と容器に対するこだわりを持っているのも参天さんらしいところです。

参天製薬の他の点眼を使っている患者さんであれば、押す力加減とかも身についていそうな反面
全部同じボトル形状になると、目の不自由な方は区別がつかないという意見もあるかもしれません。

点眼の区別については過去に記事を書いていますので良かったら読んでみてね~

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【参天製薬】目の不自由な患者さんの服薬指導に便利な点字シール

2017.09.12

あと、薬価差益が期待できないのは経営的には痛いかもしれませんね。

ちょっと気になる日東メディック

ちょっと気になるのは「日東メディック」(屋号:ニットー)です。

参天アイケアと比べて薬価差益が多少見込めるのに加えて
MRさんによると、容器にかなりこだわっているそうで、「先発品(ルミガン)と全く同じ液量」になっているそうです。

ちゃんさか
学術大会でも1滴の用量が重視するって言ってましたよね!

後発品に変更することで1回の液量が多少でも異なると、溢れて色素沈着が起こったりしそうですよね?
その辺りまでしっかりと気をつけてプロモーションを行っている
日東メディックさんは気になる存在として紹介させてもらいました。

他のメーカーさんも色々と改良をされているのだと思いますが
まだ情報が現場まで届いていないのが事実です。
面白い改良点があったら是非教えてくださいな~。

さぁ、皆さんはどこのメーカーを採用しますか???

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4 件のコメント

  • 偶然この記事にたどり着いた感じですが、拝見させていただいて少し違うのかな?という部分があるように思われますので、情報提供させていただきます。
    元々6社が名乗りをあげていたんです。もうご存知でしょうがテイカさんは発売されています。でも1社が手を引いたのは事実です。ではどこが手を引いたかと言いますと、実は千寿さんなんです。ルミガンがあるから不思議と思われるかもしれませんが、販売計画があったそうです。そのため、とあるメーカーは凄く警戒していたそうです。
    あと参天さんも一滴に対するこだわりをお持ちで、この製品のプロモーションでもそのあたりがうかがえます。参天さんのお家芸であるディンプルボトルですが、同じように見えて実は先端ノズルが4タイプ存在しています。製剤にとっての最適な一滴量を計算してノズルを決定しているそうですよ。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    薬局に勤める平凡な薬剤師です。 大学を卒業してから14年間、町の調剤薬局で日々患者さんと触れ合ってきました。 コミュニケーションがうまく取れず怒られることも多かったですが、 最近では「感じがいいからこっちに来た」という有り難いお言葉を頂くまでに成長。 日々、地域の方の健康のお助けをしています。 そして4歳と2歳の父でもあります。