【参天製薬】目の不自由な患者さんの服薬指導に便利な点字シール




【参天製薬】目の不自由な患者さんの服薬指導に便利な点字シール

Twitterをやっていると時々ダイレクトメッセージ(DM)をいただくことがあります。

  • 薬剤師ブロガーさんからの情報やお話
  • 薬学生さん・薬学部を目指す高校生からの相談
  • 怪しいビジネス(?)の勧誘

このように色々なDMが届きます。

人の役にたてるようなDMは頂いてとっても嬉しい

今回は薬局で勤務しているKさんという方からのDMでした。
(ブログの記事にする了承も得ており、DMの内容は若干修正してあります)

内容は以下のようなものでした。

質問者Kさん
目の不自由な患者さん(文字や色もあまり見えていない)が参天製薬の容器が変更になったら
コソプト配合点眼液とヒアレインの形が似てしまって区別がつかない。
今は輪ゴムを片方につけて区別してもらっているけれど、何かいい方法ないですか?

確かにコソプト点眼液の包装は2017年8月出荷分から変更になっていますね。
色合いは違うものの、ボトルの形はヒアレインと同じ一般的な参天製薬のボトルです。
思えば、今まで目が不自由で「点眼の容器の見分けがつかない」というお話を聞いたことがありませんでした。

整形外科の門前での勤務が長いので湿布やPTPシートの区別が付かないという目の不自由な方の対応は何度かしています
(湿布はアルミの袋にガムテープを切って貼ったりしました)
モーラステープ(久光製薬・祐徳薬品)は2017年に点字対応しています

非常に真面目な質問で何とかお役に立とうと、やくちちの今までの経験をフル活用して考えてみました。
(とは言え、眼科門前での経験はゼロ!)

やくちち
  1. 輪ゴムに加えてセロハンテープを付箋のようにつけて区別をしやすくする
  2. 後発品(形の違うボトル)に変更を提案する
  3. 参天製薬のMRさんやDIセンターに解決例など無いか聞いてみる

他にも色々と手段はあると思いますが、できるだけ早く返信してあげたかったので
上記の3つを提案してみました。
(どれもある程度参考になったようで幸いです)

点眼用器用識別シールなるものがあるらしい

そして後日、改めてDMが・・・

質問者Kさん
今日早速参天のMRさんに連絡したら、【目の不自由な方用のシール】があるということで
来週にでも持ってきてもらえることになりました。
やくちち
何それ!?「全然知らんから、届いたら教えてください!」ってDMに返信しちゃいました。
それ以上にやくちちのアドバイスが役に立ったようで嬉しかったです。

届いたという点眼用器用識別シール

そしてMRさんに連絡したというDMから約10日後・・・

画像と共にこんなシールをいただきましたとDM。

てっきり点字で数字とかが書かれていると思ったのですが
数字やマークの形に点が並んでいて識別できるようなタイプのようです。

確かにこれなら目の見える方、目の不自由な方、両方ともに分かりやすそうです。


(点字の数字)

点眼用器用識別シールの使い方は色々

大きく分けると「数字のシール」と「記号(マーク)」のシールがあり
決まった使い方はないものの、「こんな感じで使うといいかも?」と以下のような使い方があるとメーカーの資料には書いてありました。

  1. 1日の点眼回数を表現する。
  2. 点眼順序を表現する(1度に複数の点眼剤を処方された場合)
  3. 点眼剤の種類を表現する(例えば緑内障は1・○、白内障は2・△・・・等)
  4. 特に注意を要する点眼にだけ、患者さんが一番わかりやすい数字・マークを貼付する。
  5. キャップと本体がバラバラになった場合の識別
  6. 点眼容器と点眼剤投与袋がバラバラになった場合の識別

他にも使い方は色々と現場で考えられると思います。

やくちち
患者さんと話し合いながらその患者さんにあったシールの使い方を見つけられるといいですね。

まとめ

今後更に進む高齢化と共に目が不自由な患者さんが増えてくることが予想されます。

その中で参天製薬は点眼薬のトップメーカーとして非常に素晴らしいサポートツール(点眼用器用識別シール)を持っています
ただ・・・このシールがあることを知っているクリニック・薬局ってまだまだ少ないのではないでしょうか?

だからこそ今回、やくちちのブログで紹介させていただきました。
すごくいいぞ「参天製薬!

昨日の嫁の目に関する記事に続いて今日は点眼薬の識別について記事をかいてみました。
最後まで読んでいただきありがとう。

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ABOUTこの記事をかいた人

薬局に勤める平凡な薬剤師です。 大学を卒業してから12年間、町の調剤薬局で日々患者さんと触れ合ってきました。 コミュニケーションがうまく取れず怒られることも多かったですが、 最近では「感じがいいからこっちに来た」という有り難いお言葉を頂くまでに成長。 日々、地域の方の健康のお助けをしています。 そして2歳と1歳の父でもあります。