カロナール(アセトアミノフェン)を粉砕する時にはこんなところに注意が必要




カロナール(アセトアミノフェン)を粉砕する時にはこんなところに注意が必要

山本化学工業の「アセトアミノフェン水増しの問題」を受けて
カロナール細粒20%・50%、カロナール坐剤小児用 50が「出荷調整解除時期未定」となっています。
(10月23日時点)
10月23日夜:供給再開の情報ありました。

供給についてのお知らせ(あゆみ製薬)

Twitterに気になる情報が・・・

カロナール細粒の在庫がなくなったら錠剤を粉砕する必要が出てくるかもしれません。
そんな時に気になるTweetが・・・

ほほ~
不覚にも他の薬剤師さんが味見の先を越されてしまいました。

やくちち
味見するしかない!

アセトアミノフェンの錠剤の販売状況

2017年10月時点でアセトアミノフェン錠を発売しているメーカーは以下の通り

商品名含量(mg)重量(mg)含量率
カロナール錠200mg2003000.667
カロナール錠300mg3003750.8
カロナール錠500mg5005600.893
アセトアミノフェン錠200mg「マルイシ」2002180.917
アセトアミノフェン錠300mg「マルイシ」3003270.917
アセトアミノフェン錠200mg「TYK」2002530.791
アセトアミノフェン錠200mg「JG」2002530.791
アセトアミノフェン錠300mg「JG」300379.50.791
アセトアミノフェン錠200mg「NP」2002530.791
アセトアミノフェン錠200mg「タカタ」2002530.791
アセトアミノフェン錠200mg「テバ」2002300.87
アセトアミノフェン錠200mg「トーワ」2002530.791
アセトアミノフェン錠200mg「タツミ」2002530.791
コカール錠200mg2002190.913

見ての通り、カロナールって(成分量÷重量)が他のメーカーと比べると
低いんですよね~

なので、他メーカーの錠剤はカロナールよりも大体小さいです。
ぎゅぎゅっと小型錠ですね。

今回、味見をしたのは2種類

今回、味見をしたのは以下の2種類のアセトアミノフェン錠です。

あゆみ製薬のカロナール錠300mg」と「丸石製薬のアセトアミノフェン錠300mg「マルイシ」」です。

実際に味見してみた

今回はカロナール錠300mg→アセトアミノフェン錠300mg「マルイシ」の順序で味見をしました。

カロナール錠300mg

素錠ということで、口の中に水を含むこと無く錠剤を舐めると
直ぐに錠剤表面が溶け始めます

やくちち
そして・・・噛み砕く!(良い子は真似しないでね)

最初に感じたのは「メンソール」&「苦み」です。

性状(添付文書より)

200mg
本剤は白色の割線入り錠剤で
わずかにメントールのにおいがあり,味は苦い。

300mg
本剤は白色の素錠で,わずかにメントールのにおいがあり
味は苦い。

500mg
本剤は白色のカプレット素錠である。

確かに、メンソールの味はあるものの、やっぱり「後味の苦味」は気になります。

アセトアミノフェン錠300mg「マルイシ」

マルイシのアセトアミノフェン錠は画像を見ても分かる通り
カロナール錠300mgよりも一回りくらい小さい錠剤です。

カロナール錠と同じように「舐める→噛み砕く」で味見をしてみました。

うん・・・メンソールの風味がない分苦味が更に強調されます。

基本的に原薬のアセトアミノフェンの苦味が強いので、「粉砕すると苦味が強く」出ます。

添付文書には特に味に関する記載はないようです。

カロナール細粒とかコカールD.Sはどうなのか?

カロナール細粒の後味も苦味はあるものの、口の中に入れた瞬間は
小児でも飲めるように若干味が良くなっています。
(後味は苦い)

オブラートとかゼリーを使って苦味を感じない方向で飲ませてあげるといいのかな?と思いました。

【薬剤師が味見してみた】今回の味見はカロナール細粒(50%)、カロナールを炭水化物の多い食事と一緒に摂取すると・・・・・・・

2017.07.04

【薬剤師が味見してみた】コカールドライシロップ40%ってどんな味?

2017.06.12

供給についてのお知らせ

10月23日夜:供給についてのお知らせが『あゆみ製薬のウェブサイト』で発表になりました。

11月中旬から出荷調整が緩和されるんですね〜
実際の安定流通は12月になってからかな?

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味見ページのまとめ

味見のまとめページを作ってみたのでよかったら見てね~

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ABOUTこの記事をかいた人

薬局に勤める平凡な薬剤師です。 大学を卒業してから12年間、町の調剤薬局で日々患者さんと触れ合ってきました。 コミュニケーションがうまく取れず怒られることも多かったですが、 最近では「感じがいいからこっちに来た」という有り難いお言葉を頂くまでに成長。 日々、地域の方の健康のお助けをしています。 そして2歳と1歳の父でもあります。