昨日の日経新聞の一面に日東電工の記事がありました。
トランプ氏の写真の右下の辺りです。
【日東電工 次世代バイオ薬開発】
アメリカの製薬大手、ブリストルマイヤーズスクイブと肝硬変の治療薬の開発や販売で提携するそうです。
2018年以降の製品化を目指しているそうで、他の臓器治療薬でも提携し、開発段階で1000億円規模の収入を得る見通し。
肝硬変は世界に600万人の患者がいるとされていますが、有効な治療薬が今までないので、製品化出来たら大きな市場をごっそりいただきます!って感じになりそうです。
ブリストルマイヤーズスクイブ(BMS)は肝炎治療薬等、高額なお薬をよくそろえていますね。
バラクルード、ダクルインザ・スンベプラ、エリキュース、オレンシア、ヤーボイ、オプジーボと日本ではまだ後発品がない薬のラインナップがいい線いってますね。
一方の日東電工といえば、つい先日、インフルエンザの舌下ワクチンの臨床試験を開始というニュースで衝撃を与えた会社です。
元々は粘着テープなどの包装材料・半導体関連材料・光学フィルムなどを製造する会社っぽいのですが実は医薬品の研究・開発にも積極的で、遺伝子や細胞培養を用いるバイオ医薬品「核酸医薬品」の受託製造で約6割の世界シェアを持っているそうです。
売上高は単独で4850億円、連結で8000億円近い企業らしいです。
すごい会社はまだまだ日本にあるってことですね~
それにしても会社名がどうにも医薬品関連企業っぽくない・・・まぁ富士フィルムファーマとかもそうですがね。
季節性インフルエンザHAワクチン舌下錠の第Ⅰ相臨床試験を開始
日東電工は17年3月期にBMSから契約一時金1億ドル(約106億円)を受け取るそうです。株価は金曜日の寄り付き壁のように上がってますね・・・
今後の動きが面白い会社の1つだと思います。