NDBオープンデータ(外来・外用・院外)を読んでみる




NDBオープンデータの外用のみのデータも見てみました。

厚生労働省によると平成26年度の外用薬の調剤医療費の中の外用合計金額(薬価)は6348億円だそうです。
NDBデータによると約700品目で合計金額は5228億円です。
さらに上位に絞ってみると、外用薬は内服薬よりも種類が少ないので、上位40品目で3451億円(NDBデータ内の累積割合は66%)になります。

内服薬の4.3兆円と比べると外用薬の市場規模って1割ちょっとなんですね。

以下にNDBデータの金額上位40品目並べてみました。
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外用のランキングをみて思ったことは、「疾患に対してシェアの取れている数種類とその他大勢という形になっている」と感じました。

湿布ならモーラス、ロキソニン、セルタッチあたりでシェアのほとんどを抑えているような気がしますし
吸入ステロイドであれば、シムビコート(パルミコート)とアドエア(フルタイド)の二強といった感じです。
ただ、ステロイドの軟膏は先生の好みが色濃く出るので、困ったときのリンデロンVG軟膏が60位にいるぐらいで他の品目(マイザー、キンダベート、ロコイド、アンテベート、リンデロンV等)は幅広く使われている気がします。

 

市場が小さいからなのか外用薬の新薬ってそれほど出るイメージがありません。

抗ヒスタミンの点眼で言えば、一番新しいのがアレジオン点眼でその前はパタノール点眼になりますかね???その前はなんだろう?リボスチン?っていうレベルです。

新薬に飛びつく先生もいるけれど、内服と比べると外用のほうが使い慣れた(処方し慣れた)薬をチョイスする先生が多いのかもしれません。
実際の効果だけでなく、貼り薬や塗り薬なら使用感やかぶれの頻度、吸入であればデバイスの使いやすさ、患者さんからの反応などそういったものを吟味した上で薬を選んでいるのではないでしょうか。

もちろん内服薬も同じはずなんですが、新薬が出るとどういうわけか、1~2例は処方が出る気がするんです。メーカーさんの押しもあってとりあえず数例使ってみるっていうのが内服は多い気がします、一方外用ってあまりそういうイメージがなくて・・・

だからこそ、いい薬であっても外用薬は時間をかけてMRが訪問し医師に説明し、じわじわと処方量を増やしていかないといけないのだと思います。

ただ、外用は先生の好みにヒットして1stチョイスになると処方がガラッと変わりますね。
去年まではパタノール一筋だった先生がアレジオン点眼しか処方しない~ってこともあります。

内服と色の違った外用薬の見方も面白いものです。

 

最後に・・・
モーラステープL強えぇ~後発品&光線過敏症の副作用があっても首位を維持するって凄すぎです。

 

でもこの内容、つまらないなぁ(嫁談)←添削ついでに文章読んでの感想。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

薬局に勤める平凡な薬剤師です。 大学を卒業してから12年間、町の調剤薬局で日々患者さんと触れ合ってきました。 コミュニケーションがうまく取れず怒られることも多かったですが、 最近では「感じがいいからこっちに来た」という有り難いお言葉を頂くまでに成長。 日々、地域の方の健康のお助けをしています。 そして2歳と1歳の父でもあります。