【薬剤師が味見してみた】アズノールうがい液とハチアズレの違いってあるの?




【薬剤師が味見してみた】アズノールうがい液とハチアズレの違いってあるの?

その疑問は夫婦の些細な会話からスタートしました。

はうがいなら『ハチアズレ』の方が好きなんだけど
なんでアズノールは泡立つの?何か違うの?

申し訳ないが、そんなのわからんよ・・・と即答(苦笑)

ネットで調べてみると、『イソジンアズノールの比較』は検索で引っかかるのですが
アズノールとハチアズレの違いってあまり見かけないんですよね〜

正直、『液体タイプがアズノールうがい液』で、『粉タイプが含嗽用ハチアズレ顆粒』ぐらいのイメージでした。

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やくちち
じゃぁインタビューフォームをチェックしてみよう! 

そんなわけでインタビューフォームをダウンロードしてチェックしてみました。

ハチアズレは小野薬品工業のウェブサイトから、アズノールうがい液は日本新薬のウェブサイトからダウンロードできます。

一般名をチェックしてみよう

とりあえず、成分は『アズレン』だから・・・と一般名をチェックしてみると・・・?

アズノールうがい液の一般名
→アズレンスルホン酸ナトリウム水和物

ハチアズレの一般名
→アズレンスルホン酸ナトリウム水和物
→炭酸水素ナトリウム

あれ・・・?

ハチアズレって『炭酸水素ナトリウム』も入っているんだ〜

 _φ(・_・ メモメモ

アズレンスルホン酸ナトリウムは『抗炎症作用』があるってのは知っていたけど
炭酸水素ナトリウムの方は『上気道炎の粘液溶解作用』があるらしい

 _φ(・_・ メモメモ

古い薬ながら、インタビューフォームを眺めてみると
「へぇ〜〜そうなんだ〜〜」と知ることがたくさんあります。

やくちち
勉強不足でスミマセン

とはいえ、『ハチアズレにはアズレン以外にも炭酸水素ナトリウムが含まれています!
という答えでは少し物足りないので実際に味見してみました。

実際に味見してみた

味見

アズノールうがい液の味

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インタビューフォームによるとアズレンスルホン酸Na自体には味がないそうです。

暗青色の結晶又は結晶性の粉末で、におい及び味はない。

でも、実際にアズノールでうがいをすると、なんとなくスーッとした感じを受けませんか?

そこで、添加物についても見てみましょう

  • グリセリン
  • エタノール
  • ポリソルベート80
  • エデト酸ナトリウム水和物
  • リン酸水素ナトリウム水和物
  • 無水リン酸二水素ナトリウム
  • ℓ -メントール
  • ハッカ油

 ℓ -メントールとハッカ油が含まれているんですね〜
なんとなく、あのスーッとした感じの味が想像できます。

そこで、通常は水で薄めるアズノールうがい液を直接舌の上に滴下してみました。

やくちち
良い子は水で薄めてうがいしようね! 

舌が『超Coooooool!!!!』

滅茶苦茶、スースーします。

若干、舌がヒリヒリするぐらいのℓ -メントール味です。

含嗽用ハチアズレ顆粒の味

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一方のハチアズレの添加物は以下の通りです。

  • ハッカ油
  • ポビドン
  • ペクチン
やくちち
少なっ!!!

ハチアズレは炭酸水素Naを含むので若干、塩味がします。
実際に使ったことがある人は、『なんとなくしょっぱいな〜〜』って感じませんでしたか?

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少量の粉を水に溶かさずに直接舌の上に乗せたところ、予想通りのしょっぱい味がしました。
ただ、アズノールうがい液ほど強烈なインパクトはなく、『しょっぱいな〜〜』ぐらいの印象でした。

嫁の質問の答え?

いつも通りの味見の記事になってしまいましたが、嫁の質問である『なぜアズノールうがい液は泡立つのか?』という疑問について考えてみましたが
添加物として含まれているポリソルベート80・グリセリンの影響で泡立つのかな〜〜?と考えています。

カバンなどに入れて携帯するのはアズノールうがい液の方が持ち運びやすいですが
ハチアズレは炭酸水素Naを含むので、鼻が喉の方に垂れて痰になる風邪のうがいには
ハチアズレの方が上気道炎の粘液溶解作用もあり、使用後はすっきりと気持ち良いような気がします。

古くからあるお薬でも改めて調べてみると面白いですよね〜
みなさんはどんな小話を知っているのだろう???

 

味見のまとめ記事は以下のページからどうぞ~

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味見ページのまとめ

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ABOUTこの記事をかいた人

薬局に勤める平凡な薬剤師です。 大学を卒業してから12年間、町の調剤薬局で日々患者さんと触れ合ってきました。 コミュニケーションがうまく取れず怒られることも多かったですが、 最近では「感じがいいからこっちに来た」という有り難いお言葉を頂くまでに成長。 日々、地域の方の健康のお助けをしています。 そして2歳と1歳の父でもあります。