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第2回全国ファーマシーフェア2017に行ってみたけど面白い!
2017年4月22・23日に横浜のパシフィコ横浜で開催された
『第2回全国ファーマシーフェア2017』に参加してみたけど
想像以上に面白かったので記事にしてみました。

専用のバナーはあるんだけどもう少し大きいサイズのバナーだといいなって思います。
薬剤師10年以上やっていますが、こういった展示会みたいなのに参加するのは初だったやくちちです。
超絶出不精なんですよね~休みの日は仕事から距離をおいてゆっくりと休みたいという考えです。
今回、『仕事帰りに家族と合流して参加できそうだった』って事で初の参加です。

参加してみるとめっちゃ面白い!
ここが楽しい・為になる!
最新の機器を見ることができる
たとえば分包機、メジャーなところだと湯山と高園が出展してましたね~
一番目立つところには最新の全自動分包機(カセットつき)が鎮座していました。
勤務する薬局も2~3年前に分包機を買い換えたものの、カセットはついてないタイプの分包機なので、
実物を見ることができてちょっと感動。
何より格好いい!
分包機だけじゃなくて、レセコンメーカーも出展している事が多いので最新のレセコンの機能をみたり、さわったりすることができます。
これは、薬局に勤務しているとなかなかできない経験です。

遠目からみていたけどこんなのが何台もあった
(湯山ウェブサイトより)
家族で行っても楽しい
分包機メーカーの湯山さんが「こどもやっきょく」というブースもやっていました。
模擬の処方箋から錠剤(お菓子)のピッキング、粉薬(ミルメーク?)の秤量・円盤型分包機で分包を子供が体験できます。
流石にうちの娘は3歳になったばかりでひらがなも数字もまだ読めないので
湯山のお姉さんの指導のもと、私が付き添いながら模擬調剤
一番小さい白衣でもちょっと大きかったから、幼稚園の年長さんとか小学生向けかな?
(真剣に調剤する娘とやくちち)
調剤したお菓子はおみやげとして特製の薬袋に入れて、修了証とともにもらえました。
こういう体験をするのもとっても楽しいし
もう少し大きなお子さんだったら『薬剤師のお仕事』ってことを知ってくれるかもしれない。
なにより、調剤台が普通よりも低い特別仕様になっていてびっくり!

普段訪問しないようなメーカーさんの情報を仕入れられる
企業ブースにもいろいろな製薬メーカーが出展していてお話を聞くことができます。
特に、普段なかなか薬局にこないようなメーカーさんの話とかちょっと面白そうですよね。
独断ですが、皮膚科領域に強いイワキとか佐藤製薬
局方品とか作っているイメージの強い健栄製薬とか、サンドとかね。
申し訳ないけど、MRさんいるの?ってくらい普通の薬局には顔を出さない気がします。
そういったメーカーのブースに行けばお話聞くことができます。

だがしかし・・・私は『東和薬品でラクタブの見本』をもらってウキウキしてました。
しかも1錠実際に舐めてみた。
あとは、患者さん向けのリーフレットの見本をもらったの、後日担当者に持ってきてもらおうと思います。
OTCの情報も手に入る
OTCの情報ってなかなか手に入らないですよね~
卸のMSさんも数字を追うような「大塚のマイサイズ」だと積極的に情報提供してくれることがありますが
調剤薬局だと、どうしても薬のことをメインに情報提供を受けるので雑貨や食品に近いものの情報には疎いですね。
薬局限定で卸している飴とかお茶とか・・・
一緒に行った家族が黒豆茶(株式会社 信公の黒豆茶らしい)を飲ませてもらいえらく感動したみたいで
ちょっと高いけどほしい!って言っていました。
あとは、すいかの飴。
こういうOTCを仕入れると「これ凄く美味しいんだけど、ほかで売ってないのよね~」と
飴だけを買いに薬局に来てくれる人が発生します。
見本を数多く頂ける
展示会の大きな魅力の1つに『見本や試供品をもらえる』ってのがあります。
とくに、食品とか飲料やOTCのクリームなんかは実際に口にしてみて、使ってみてその良さを実感できるものです。
だからこそ、メーカーさんも試供品をくばってくれます。
もらうことだけが目的ではないものの、やっぱりもらえると嬉しいです。
患者さんを気にすることなく情報提供を受けられる
薬局でMRさんなどから情報提供を受ける場合ってどうしても
『患者さんがいないタイミング』で話を聞くと思いますが
結構患者さんが来ちゃうと「じゃ~またきます~」ってMRさん帰っちゃうことありませんか?
『もっと聞きたいことがあったんだけどな~』って消化不良気味になることもしばしば。
こうった展示会では患者さんを気にすることなく聞きたいことをじっくりと聞けます(余り長時間は相手の迷惑になりますが・・・)
それには事前に出展リストを確認しておいて、このメーカーさんは○○のことを重点的に聞いてみたいな~とか考えておくといいかもしれません。
まぁ実際の展示パネルとか見て疑問に思って質問することも多いですが~~
幅広い人を対象にしている
大きく分けて、一般の人、医療系の学生さん、医療関係者って感じじゃないかな?
医療関係者の中で薬局薬剤師に限定しても
- 入社1年目の新人さん
- 薬局の流れがほぼ分かる2~3年目
- 数年目の薬剤師さん(もう少しで管理薬剤師になるような人)
- 管理薬剤師になりたての人
- 管理薬剤師になって数年たった人(やくちちはこの辺)
- 薬剤師としてベテラン、神・長老のような人
それぞれのステージに応じていろいろな楽しみかたがあると思います。
時間の関係で多くのブースを見ることはできなかったけど
やっぱりマイナーなメーカーさんや卸の流通とかは個人的に興味ありますね。
普段ふれあえない部分にふれることができるのも魅力の1つ
日本薬剤師研修センターの認定対象です
今回のファーマシーフェアは日本薬剤師研修センターの認定対象です。
3単位もらえるのは嬉しい人にとっては非常に嬉しいですよね。
やくちちさんももちろん3単位いただきました。
ポイント・注意点
ブースが多すぎてまわりきれない
とにかくいろいろな企業が出展しているし、聞きたいことがあると結構1つのブースで時間をとられてしまいます。
混雑していると説明を聞くまでに待ったりね~
なので、事前の開催案内で興味のあるメーカーをチェックし重点的に見に行ったり上手に会場で動き回るのが大切です。
やくちちさんは仕事の後だったので16時すぎに行きましたがかなり消化試合モードだったので、待つことは少なかったです。
名刺を持参しよう!
名刺を持っている人は持って行く方がいいです。
持っていない人は千円ぐらいで作れるから名刺を作っておくと何かと便利です。
総合受付で名刺を渡すとすんなり入場証をいただけます。
今回は行わなかったけど、企業のブースなどでも名刺を渡しておけば後日MRさんが訪問してくれるはず。
そこからまたいろいろな話を聞けるかもしれません。
ビジネス名刺専門通販サイト「名刺通販ドットコム」ならモノクロ片面名刺50枚で780円~で作成可能です。
「薬剤師ときどき父」として名刺作ってみたいな~って思う今日このごろ。
通常の名刺は会社支給+自分でオーダーした名刺があります。
その後、ラクスルというところでTwitterオフ会用の名刺(やくちち名刺)も作りました。
帰りの荷物が多くなるから注意
可能なら大きめのリュックで行くといろいろな試供品をもらったとき、帰りが楽です。
今回はOS-1を2本いただいたので、それだけで1kg
手提げ袋をくれると思うのですが、たくさんもらうとそれだけで結構な量になります。
リュックがある方が帰りは楽な気がする~

機会があったら是非いって!
機器展示会は卸さん主催で年に数回(?)行われていますがここまで大きい規模だとなかなか開催されないですね。
ちなみに今回の主催は一般社団法人日本保険薬局協会です。
だからこそ大手4社の卸がブースをもうけたり、結構面白い。
普段勤務していると味わえない良い刺激が得られますよ?
行ける範囲で開催されたら行くのが吉!
機会があれば是非行ってみね!

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