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運動会で子供の写真を上手に撮るには?
運動会で子供の写真を綺麗に撮りたい。
年に1回の大イベント。どのご家庭でもパパは悩んでいるのではないでしょうか?
我が家では娘が2歳ということでプレ幼稚園児(来年から入園予定)として
幼稚園の運動会に少しだけ参加することができたのでデジカメで撮影(練習)してきました。
後悔しないためにはフル装備!
デジタル一眼レフカメラにレンズ3本、ストロボに一脚という
結婚式フルセットを超える装備だったのですが、意外なものが役立ちました。
まず、レンズですが、持参したのはコチラも記載したとおり3本。
- AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR
- AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II
- AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED
レンズは2のAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II+ストロボ(SB-910)で撮影しました
(撮影のうち9割くらいが2番のレンズ)
この70-200レンズはAmazonで24万円もするレンズなんですが
幼稚園の会場にはもう一人このレンズを持っているお父様がいました。
プログラム上、娘が出場する2つの種目が続いていたのでレンズを交換している時間がなかったのがその理由です。
運動会後の家族での集合写真のみ、1.のレンズを使用しました。
実際に、200mmの焦点距離があれば、全身に近い写真は撮影可能です。
顔のアップとなると更に長い300~400mmのレンズが必要だと感じました。
一脚にビデオカメラをくっつけている人は多かったですが
私はあまり一脚の使い方が上手でないので完全手持ちで臨みました。
会場に到着したらチェックすべき3つのポイント
その上で、到着してまず行ったのは以下の3点
- 会場の様子の把握
- 撮影場所の確保
- 太陽の方角のチェック
事前にプログラムを確認して『自分の子供がどのタイミングで登場するのか?』
しっかりと把握して撮影し忘れを防ぎましょう。
特に運動会では皆、同じ服装・帽子を着用しているので見間違いに注意です。
1.会場の様子の把握
事前に配布されるプログラムなどで、会場のおおよその様子は頭に入れておくとして
実際に行ってみて、実はテントがあったとか
思ったよりも観覧場所が狭かったということもあります。
会場の様子をチェックして最適な撮影場所を探しましょう。
中でもチェックしたいのが『入場ゲート・退場ゲートはどこか?』
『ダンスならば前はどちらになるのか?』
『徒競走のスタート位置とゴール位置』などです。
子どもたちがどのように動いて、どの位置でどんな撮影が出来るのかおおよそのイメージを膨らませましょう。
ただ、徒競走などは学年によって距離が若干異なったりするので
その辺りも注意が必要です。
2.撮影場所の確保
ここだ!と決めた場所が見つかったら場所の確保です。
といっても、とりあえず立っていて、他の人に場所を取られないように待つのがお仕事
小学校の徒競走は、直線で50m走るケースが多いのですが
幼稚園などグランドが小さいところではスタート→カーブ→直線→ゴールになる可能性が高いです。
その場合、撮影位置によって、スタート直後を撮影するのか?カーブでスピード感のある画を撮るのか?ゴール前の接戦を撮るのか?
頻繁に動くことが出来ないので一人で全部を撮影するのは不可能でので撮りたい画を選択しなくてはなりません。
今回はカーブのちょうど真ん中、徒競走のスタート直後からカーブの前半が撮影できる位置をゲットしました。
ただし、人気の撮影スッポトは競争が激しく、後から並んで撮影しようとすると、既に人が立っているので、脇の隙間から何とか撮影にチャレンジするのが関の山。
特にやくちちは身長が決して高くないので、この時だけは180cm、190cmとか身長のあるパパが羨ましくてたまらなかったです。
3.太陽の方向のチェック
もう一つ大切な要素として、『太陽の位置として、順光・逆光がどうなるか?』があります。
被写体(子供)と太陽の位置は大きく分けると以下の3つになります。
- 順光
- サイド光
- 逆光
順光ならそのまま撮影可能ですし、強い逆光であれば場合によってはストロボを使用して顔を明るくしてあげないと、暗い顔の写真が量産されます。
(多分、ストロボの使用は運動会運営上支障が出る可能性があるので控えた方が良いと思います)
とにかく、順光(被写体に正面から太陽の光が当たる)での撮影がおすすめです。
そこで役立ったのがこれ!
まぁ、実際に幼稚園に行ってみると、撮影スポットにはすでにパパ・ママがたくさんいると思いますl
そこで役に立つのが折りたたみの踏み台です。
値段自体は1000円程度なのですが非常に役に立ちました。
これは、高さ22cmなんですが、使うことで前に人が立っていても頭一つ上に出ることができます。
私の身長が170cmなので、190cmぐらいの人の目線になります。(もちろん、身長190cmを超えるような方は不要です)
そうすると、大人の頭の上から撮影可能になります。
これぐらい身長があったら世界が違って見えるな~と思ってしまいます。
本当に臨場感のある写真なら最前列を確保して、標準~やや望遠のレンズで低い位置からの撮影の方がいい写真が撮れますが
今回は学年ごとに座る場所が分けられていたので、断念。
ただし、脚立や踏み台は危険ということで園によって禁止されているところもあるので
事前に園に確認したり周りの様子見ながら使う必要があります。
もちろん、使用がOKの場合でも人が多いところではできるだけ使わない等、周囲への配慮は忘れずに…
実際に使ってみるともうちょっと高いほうがよりいい写真を撮れそうな気がしたので来年、参加出来る場合には下の39cmのものを買ってみようかと思っています。
実際に撮影した写真はこんな感じ
撮影できた写真はこんな感じです(すべてRAWで撮影してから現像しています)
若干の明るさの補正をした程度でこんな感じです。
自分の子供の前に他のお子さんで練習写真を何枚も撮影して、『明るさは問題ないか?』『焦点距離は適切か?』など調べてイメージトレーニングしていました(これも重要です)
撮影すればするほど上達しますからね・・・
久しぶりの撮影で駄作を連発したのは秘密です。
バナナの踊りを披露する娘&嫁
会場全体の撮影には広角のスマホがおすすめ
会場全体の雰囲気を撮影するにはスマホが便利ですね。
とりあえず広角でこんな感じ~っていうのを撮影できます。
気合と体力がある方はもちろん、広角でカメラ1台、望遠で1台の2台一眼レフが最高です。
自宅に帰ってきても、興奮冷めずに踊りを披露する娘。
幼稚園の運動会なので、完成度とかはそれほど高いわけではないのですが、他のお子さんを見ていても、どこか自分の娘を見ているかのように応援したり
ダンスをみて、かわいいな~~って思ってしまいました。
丸くなったな~~と自覚。