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【薬剤師が味見してみた】武田テバファーマのモンテルカストチュアブルの味見だよ~【2017年6月収載】
今回の味見はモンテルカストチュアブル錠5mg「武田テバ」
先日の細粒に続いての武田テバファーマの味見です。
PTPを見てみると先発品よりも色が薄い。
それでもモンテルカストを想像させるオレンジ色のPTPシートで
昨日味見をした日医工と似た雰囲気になっています(日医工よりも黄色っぽい色)
錠剤のポケットの部分が透明になっているけど光に対する安定性は考慮されているのでしょう。
モンテルカストチュアブル5mg「武田テバ」
モンテルカストチュアブル5mg「日医工」
日医工のはもうちょっとオレンジっぽい色
錠剤の大きさは先発とほぼ同じ、刻印はノーマル
錠剤の大きさは直径9.5mm、厚さ4.2mmと
先発と比べて直径は同じ、厚さは0.2mm薄くなっています。
刻印は通常の刻印(TV M03)です。
レーザー印字の技術はあるはずの武田テバファーマ今回は採用してないみたいです。
実際に味わってみた
香りはいちご
香りはいちごの香りで、他のモンテルカストチュアブル同様に美味しそう。
香りの強さで言えば今まで味見をしてきた中で中間ぐらい(日医工が強め)
2段階で溶けるの?
口の中に入れると、さーっと表面が唾液で溶けて細かい粒子が口の中に広がります。
二重構造になっている訳ではないんですが
口の中で溶かした感じは
1段階目:表面に近い部分が溶けて口の中に広がり、中の堅い部分が出てくる
2段階目:中の堅い部分も全て溶ける
という2段階で溶けるような印象です。
味はいちご味
味は香りと同じいちご味、ただ細粒の時と同じミルクのような風味がチュアブル錠にもあるんです。
味は細粒と同じで結構おいしい。
モンテルカスト細粒にイチゴの風味をつけて固めてチュアブル錠にしてのかな?
そんな印象を受けました。
モンテルカストチュアブル錠5mg「武田テバ」の残念な点
細粒と比べて欠点は少ないのですがやっぱり包装は気になる。
PTP100錠のみ!
テバさん・・・もうちょっと先発を意識してみませんか?
高田製薬の100錠・140錠のラインナップよりも悲惨な100錠のみ。
先発品のキプレスチュアブル錠の薬価が1錠190.70円
薬価は参入数からして先発薬価の4割になるでしょうから、約76.3円
100錠包装の箱薬価7,600円ですか~ちょっと在庫を置くには金額がはってるな。
単純に28錠包装があれば、1箱で2200円ぐらい。
在庫を置くには小さい包装があるとやっぱりいいな~って思う。
在庫金額を抑えたい薬局は『小さい包装』があるメーカーを採用するんじゃないかな?
嫁の評価
2錠もらったので1錠を薬剤師で2児の母親でもある嫁にも味見をしてもらいました。
口の中で溶かした感じは結構おいしい。
ただ後味というか、ざらつく感じがあると言っていました。
(私はざらつきはそれほど気になりませんでした)
まとめ
味に関しては武田テバファーマさん良くできていると思います。
味付けに定評のある高田製薬と比較しても遜色ないレベルだと思いました。
私は好きな味です。
ただ、細粒の時にも同じ様なことを書きましたが
チュアブルに関してはやっぱり小さい包装がないのが残念としか言えません。
ここまで後発選びが難航するとは思わなかったです。
あとは、沢井製薬とニプロ辺りが見本を持ってきてくれるらしいのでそちらも届いたら味見してみます。
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味見ページのまとめ
味見のまとめページを作ってみたのでよかったら見てね~