大腸憩室炎 入院日記 一日目




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大腸憩室炎 入院日記 一日目

今回、腹痛で受診したのですが、職場の近所のクリニックでやったことは主に3点

  1. 血液検査(CRP・白血球等)
  2. 腸のレントゲン
  3. 触診

でした!

CRP(C反応性タンパク)について簡単におさらい

一言で言うと体内の炎症を測る指標ですね。

体内で炎症が発生すると2〜3時間で急激に数値が上がるそうで、その後2〜3日でピークを迎え、ピーク後は急速に数値が低下します。

CRP数値の基準値は?

下の表で見ても分かるようにCRPは0.3以下なら正常と判断されます。

【CRP数値の基準値の範囲】
範囲 単位(mg/dl)
一般的な基準値の範囲 0.3以下
軽い炎症などが検討される範囲 0.4~0.9
中程度の炎症などが検討される範囲 1.0~2.0
中程度以上の炎症などが検討される範囲 2.0~15.0
重体な疾患の発症の可能性が検討される範囲 15.0~20.0

今回の私の数値21重篤な疾患の発症の可能性が検討されるレベルを突き抜けてます

まだ、診断は出てませんが恐らく憩室炎だろうとのことです。

憩室炎の症状としては下腹部痛微熱押すと痛みがあるということで、全てに当てはまっていました

微熱と言っても38℃超えるので、体とか耳の痛みが現在辛いです。

ここまで、炎症(CRP)の数値が高いと外来での治療は難しく、総合病院や大学病院でCTを使った精密検査に加え

入院&絶飲食&輸液や抗生剤の点滴で腸を休めることになります。

 

実際に使った点滴等

只今、ソリューゲンFというリンゲル液をお昼から二本(計1000mL)点滴と、抗生剤の入った大塚生食を一本
そして、YDソリタT3(500mL)が寝る前に入れて、夜中にまた一本加えるそうです。

最初に受診した内科も、消化器が専門の先生で本当に良かったと思っています。
まぁ典型的な憩室炎の症状だったようですが、適切な判断が治療の効果を決めます。

発見が遅く腹膜炎を起こしていると、緊急オペになりますし、場合によっては命すら危ぶまれる事態になります。

 

土曜の終わり間際に来た新患が大学病院に紹介とか面倒だろうなぁ……

H先生!有り難うございました!

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薬局に勤める平凡な薬剤師です。 大学を卒業してから14年間、町の調剤薬局で日々患者さんと触れ合ってきました。 コミュニケーションがうまく取れず怒られることも多かったですが、 最近では「感じがいいからこっちに来た」という有り難いお言葉を頂くまでに成長。 日々、地域の方の健康のお助けをしています。 そして4歳と2歳の父でもあります。